図書エハガキ デ タノシム レキシ サンポ000060920

絵はがきで楽しむ歴史散歩

サブタイトル1~10
編著者名
富田 昭次 著
出版者
青弓社
出版年月
2016年(平成28年)5月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
341p
ISBN
9784787220646
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/To58
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次

はじめに 絵はがきを集めた人々
 
東京名所案内
青山練兵場と明治神宮外苑/銀座/軍人会館/首相官邸/隅田川とその橋梁/忠犬ハチ公像/築地本願寺/帝国ホテル/東京駅/東宮御所(国立国会図書館、迎賓館赤坂離宮)/ニコライ堂/日本橋/日比谷公園
 
絵はがきと知識人
鷗外の時代が読み解ける絵はがきの数々/絵はがきからわかる家庭人としての柳田國男/考現学者の絵はがき通信は三百七十余通/残された絵はがきから伝わってくる兄妹の愛情
 
都市の近代
札幌市/小樽市/函館市/仙台市/横浜市/新潟市/名古屋市/京都市/大阪市/神戸市/広島市/福岡市/長崎市/鹿児島市/大連市/哈爾浜市/上海市
 
絵はがき研究書拾い読み
楠田宗弘/寺島孝雄/宮下孝介編『魅惑の進水式―FANTASTIC LAUNCH』/木村松夫/石井敏夫編著『絵はがきが語る関東大震災―石井敏夫コレクション』/Barry Zaid, WISH YOU WERE HERE/横浜開港資料館編『100年前の横浜・神奈川―絵葉書でみる風景』
/末延芳晴『荷風とニューヨーク』/林宏樹『広告絵はがき―明治・大正・昭和の流行をみる』/生田誠『日本の美術絵はがき1900-1935―明治生まれのレトロモダン』/山田俊幸/永山多貴子編『小林かいちの世界―まぼろしの京都アール・デコ』
 
カラーで見る絵はがきの世界
 
人々の暮らしと文化
慰問袋/大相撲人気/大原女/倶楽部ライフ/桜島大根/自動車学校(職業としての自動車運転手)/西洋家具/仙台七夕まつり/転地療養と南湖院/富士登山と富士講/文化住宅/奉安殿/もんぺファッション/遊園地
 
近代史を駆け抜けた人々
清水次郎長(一八二〇―九三)/渋沢栄一(一八四〇―一九三一)/伊藤博文(一八四一―一九〇九)/後藤新平(一八五七―一九二九)/中村直吉(一八六五―一九三二)/二宮忠八(一八六六―一九三六)/徳冨蘆花(一八六八―一九二七)/沖禎介(一八七四―一九〇四)
/瀧廉太郎(一八七九―一九〇三)/アート・スミス(一八九〇―一九二六)/愛新覚羅溥儀(一九〇六―六七)/飯沼正明(一九一二―四一)
 
新しい制度、新しい技術、新しい産業
X線撮影/株式取引所/国策航空会社/自動車製造/新聞/(輸出品としての)人力車/石油鉱業/地下鉄/陪審裁判/ビール醸造/養狐業
 
絵はがきを商う人々
絵はがき収集は「趣味を養い、至極好い道楽」/明日からでも開業できる絵はがき屋/苦学生が露店で販売すれば、外交で稼ぐ人も/広島県福山市に存在した「理想的な問屋」/今日のポイント制度のような割引制度も
 
戦後復興と高度成長の風景
ABCC(原爆傷害調査委員会)が広島・比治山に研究所を開設/憲法記念館が結婚式場に生まれ変わる/江の島に平和の塔がそびえ立つ/戦後初の皇室外交で、皇太子がプレジデント・ウィルソン号で出帆/戦後復興の幕開けを飾る銀座のにぎわいとその夜景
/日本初の集約電波塔、名古屋テレビ塔が誕生/関門海底国道トンネル、二十一年の工期を経て開通/被爆遺産の浦上天主堂が解体撤去される/東京オリンピックに向けて巨大ホテルが開業
 
参考文献
おわりに 絵はがき、この不可思議なるもの