図書センゴ シソウ ノ ヒカリ ト カゲ000060906
戦後思想の光と影
サブタイトル1~10
日仏会館・戦後70年記念シンポジウムの記録
編著者名
三浦 信孝 編
出版者
風行社
出版年月
2016年(平成28年)3月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
359p
ISBN
9784862581006
NDC(分類)
309
請求記号
309/Mi67
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次
開会の辞(ニコラ・モラール)
I いま、なぜ日本の戦後思想か
なぜ戦後七〇年に「戦後思想の光と影」を問うのか(三浦信孝)
いかにして〈戦争文化〉と闘うか(海老坂武)
なぜ日本の戦後思想を仏訳するか(ピエール=フランソワ・スイリ)
「戦後七〇年」のなかの戦後日本思想(成田龍一)
戦後歴史学の光と影―第I部へのコメントにかえて(福井憲彦)
II 憲法・平和・民主主義
戦後憲法思想の影、光、そして限界(?)(山元一)
戦後日本の理想主義と現実主義(苅部直)
戦後民主主義論のナラティブ(宇野重規)
III ナショナリズムとウルトラナショナリズム
戦後民主主義の分岐点に立つ丸山眞男と加藤周一(三浦信孝)
橋川文三と政治的ロマン主義(ニコラ・モラール)
八紘一宇と平和憲法―下中彌三郎の超国家主義(中島岳志)
IV 戦争と知識人
「現代思想」の基準と限界―中井正一をめぐって(ミカエル・リュケン)
イェルサレムの開高健(アンヌ・バヤール=坂井)
革命と転向―吉本隆明『転向論』と金達寿『朴達の裁判』のあいだから(高榮蘭)
V 戦争体験と歴史記述
鶴見俊輔の「知識人の戦争責任」について(マヤ・トデスキーニ)
歴史記述と戦争体験―国家の分断と階級の分断(小熊英二)
日本のカミュたち―旧支配国側の「脱植民地化」について(佐藤泉)
VI 日本・アジア・アメリカ
日本のアジア主義とアジアの統合(サミュエル・ゲ)
戦後思想と植民地支配(朴裕河)
対米従属構造と戦後思想(白井聡)
編者あとがき(三浦信孝)
執筆者紹介