図書センゴ ノ チソウ000060905

戦後の地層 

サブタイトル1~10
もう戦争はないと思っていました
編著者名
東京新聞「戦後の地層」取材班 編
出版者
現代思潮新社
出版年月
2016年(平成28年)5月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
218p
ISBN
9784329004970
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/To46
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに
 
第一章 覆う空気
漫才 国より客や
カーキ色の街 みんなが「国民服」を着た時代
命懸けの張り紙 『特高月報』に記録された抵抗
毒の花 死の美学に利用された桜
沈黙の重み 「生活図画」事件を追って
歌声に乗って 〽いざ来いニミッツ、マッカーサー
八紘一宇の塔 いまも生きている侵略のスローガン
封印される広島2014
インタビュー 国家と一体化する「快楽」(編集者・早川タダノリさん)
 
第二章 長崎・佐世保の七十年
軍艦と原爆とが交差する街
「足の裏」と呼ばれた街
思案橋ブルースの時代
ハウステンボスの夢
故郷の島を忘れない
引き継がれた長崎ちゃんぽん
インタビュー 負の部分を知ること(奈良女子大学二年・鈴木ひかるさん)
 
第三章 命と国家
飢餓とタピオカ 日本軍占領下のマラヤで
地下壕のキノコ 元七三一部隊員の戦後
あめと相馬野馬追と 国策に翻弄された歴史
おにぎりと「闇の女」にされた人びと 苦しみの戦後
水を飲むな! 精神主義スポーツ指導の源流
インタビュー 撤退戦は恥ではない(経済評論家・江坂彰さん)
 
第四章 和解と愛国
原爆展 一九九五年、そして二〇一五年
空襲 憎悪の連鎖
連合軍捕虜 新潟と長崎 二つの式典
日中 国歌とシマ唄
沖縄 命の豚
インタビュー 言葉のペテン見抜こう(詩人・アーサー・ビナードさん)
 
あとがき