図書ガイコツ センチュウ ニッキ000060894

外骨戦中日記

サブタイトル1~10
編著者名
吉野 孝雄 著
出版者
河出書房新社
出版年月
2016年(平成28年)5月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
267p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/Mi85
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次

一 『日記をめぐる謎』
『日記』発見
外骨と博報堂・瀬木博尚
博報堂創業と外骨

二 外骨の時局批判
『春宵閑談会』での発言
『新聞雑誌統制草案』

三 絵葉書編集に着手
昭和十九年秋・買い出しの日々
好物の鰻の蒲焼きを食す
絵葉書編集で気晴らし
何もしない、ということの意味
外骨、洋服を仕立てる
明治文庫資料、福島へ疎開

四 銃後の喰潰し
戦局さらに悪化、南多摩へ疎開
留守宅を守る弟子家族
高円寺自宅の様子
銃後の喰潰し隊隊員
南多摩・和田というところ

五 戦禍拡大
空襲に明けた新年・昭和二十年正月~春
日比谷公園へB29を見に行く
外骨の時局川柳
三月十日・東京大空襲
能子の実家被災
空襲、激しさを増す
昭和二十年夏・釣り三昧の日々

六 自宅全焼
過去に拘泥せず――外骨流の生き方
能子の妹夫婦の疎開
能子の妹、長男を出産

七 日本「降伏」
「敗戦」ではなく「降伏」
『軍閥』『馬鹿』『ざまみろ』
晴れて活動再開
東京大学構内に住み込む
食糧難ふたたび――ヤミ市へ
戦争責任者への視点
瀬木博尚の墓に参る

八 『日記』その後
「戯れに『半米人』と称す」
「アメリカ様」からの削除命令

『新聞雑誌統制草案』全文
あとがき