三番町のコタカさん
- サブタイトル
- 大妻学院創立者大妻コタカ伝
- 編著者名
- 工藤 美代子 [著]
- 出版者
- ワック
- 出版年月
- 2016年(平成28年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 271p
- ISBN
- 9784898314463
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/O89
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき
第1章 大妻良馬とコタカの旅立ち
(一)
「写真を持って来るように」
三三九度の盃
小走りに良馬の背中を追う
家郷にも吹く維新の新風
「コマッタ」転じて「コタカ」
とにかく厳しかった母のしつけ
校長のひと言で将来は先生に
手のひらに「鬼」と書いて
母の死に間に合わず
やりたかったのは、これじゃない
(二)
広島の寒村をあとにして
「あなたちょっと田舎くさいからねぇ」
和裁も洋裁も
常に一歩先を
(三)
黒肌の花嫁誕生
字を書くと、ハの字が増える
大妻良馬という男
前妻の両親の墓石を建てたい
「離婚してくれ」
山階宮の邸内で開校
良馬の心意気、金の指輪
第2章 「女性が輝く」先駆けとして
大妻技芸伝習所開校
大成功の講習会
私塾から学校へ
現在の場所に移転
宮家の姫に手芸を教える
高等女学校設立へ
車の両輪として
志願者激増、新校舎増築
「学校経営を生活の糧としない」
関東大震災、生徒の死と校舎壊滅
焦土からの出発
働く女性に門戸を開く
第3章 「良妻賢母」は古くならない
女性教育者が続々と
裁縫・手芸と人間形成
口先だけの人間になるな
校訓は「恥を知れ」
私は感謝役
褒め上手になれ
「らしくあれ」
良き妻、賢き母
礼儀作法の重視
感謝と勤労
創意工夫
女であるから
仕事に追われるな、仕事を追え
質素倹約
廃物利用と裁縫教育
第4章 良馬の死を乗り越えて
神も仏も
浅草寺参り
良馬、突然の死
財団法人「大妻学院」へ
良馬あっての私
生涯一校長として生きたい
吉岡彌生の助言
東郷さん来校
新聞・雑誌・ラジオに
新校舎の完成
専門学校の認可
戦時下でも活発だった講演活動
第5章 戦禍をくぐり抜け、再建へ
勤労動員
空襲で校舎炎上
焦土からの出発
GHQからの教職「不適合」令が
自分なりの銃後の闘い
家もなく財産もなく子どももなく
住まいを求めて
「大妻」の名をはずせ
四年五カ月ぶりの追放解除
追放中に大学発足
大妻の伝統を取り戻す
学院への復帰
藍綬褒章受章
創立五十周年
「大妻学院講堂再建定期預金」
第6章 学長の名は「三番町のコタカさん」
学長・校長に就任
喜寿祝賀会
若さの秘訣は実行にあり
学長はお母さま
「家の子」
「愛の贈り物」
卒業の日に
逆立ちをして生徒を驚かす
勲三等宝冠章受章
危篤になったが
「あとを頼むわね」
痛む足を引きずって
「私の罪を清め給え」
自分が知らないで犯した罪
八十五年の人生のハイライト
最後の帰郷
永眠
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