図書センチュウ ハ テンサイ ロウジン ヤマダ フウタロウ000060815
戦中派天才老人・山田風太郎
サブタイトル1~10
ちくま文庫
編著者名
関川 夏央 著
出版者
筑摩書房
出版年月
1998年(平成10年)12月
大きさ(縦×横)cm
15×
ページ
294p
ISBN
9784480034335
NDC(分類)
910
請求記号
910/Y19
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次
はじめに
十月の薄暮(はくぼ) 従心所欲、齢到七十(こころのほつするところにしたがいて よわいしちじゆうにいたる)
十一月の宿痾(しゆくあ) 死ぬのは本人の地獄、死なないのは他人の地獄
十二月の排泄(はいせつ) 人間の一生はまさに愚行
翌年一月の虚空(こくう) 人よりも空、語よりも黙
翌年二月の追懐(ついかい) 六十三年前の雪融け水輝く
翌年三月の幻景(げんえい) 生涯列外
翌年四月の放心(ほうしん) 桜ほのぼのとけぶりて哀艶(あいえん)たとえがたし
翌年五月の健忘(けんぼう) 「風太郎」誕生
翌年六月の妖人(ようじん) 風太郎、乱歩に会う
翌年七月の疑念(ぎねん) 作家のコンプレックス
翌年八月の紅蓮(ぐれん) 炎の中の「青春」
翌年九月の苦笑(くしよう) 人生は鯖(さば)の味噌煮
翌年十月の飄逸(ひよういつ) あなたに似た人
翌年十一月の慨嘆(がいたん) 風のごとく、夏のごとく
翌年十二月の碑銘(ひめい) 悪漢、美女に殉す
翌々年一月の惜別(せきべつ) 戦中派天才老人・山田風太郎
あとがき
文庫版あとがき
解説 昭和七十三年、秋。空の薄片。(加藤典洋)