図書オレ ト センソウ ト オンガク ト000060810

おれと戦争と音楽と

サブタイトル1~10
編著者名
ミッキー・カーチス 著
出版者
亜紀書房
出版年月
2012年(平成24年)1月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
278p
ISBN
9784750511290
NDC(分類)
767
請求記号
767/Mi13
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
年表あり 作品目録あり
和書
目次

序章 おれの人生を操るDNA
名前は八つ、だけどおれはおれ
コスモポリタンの祖父と祖母
家族の中心はおフクロ

第一章 戦時下の上海で
いちばんおもしろい時代に生まれた
共同租界の洋館暮らし
「アイノコ」ミッキー
戦争という日常
シャレた非国民
日の丸が落ちた日
おフクロは家族の名プロデューサー

第二章 さまよう無国籍一家
日本上陸
焼け野原の中で
チャーリーの魔法
やっと見つけた安住の地
手づくりラジオが友達
"アンクル"から"ダディ"に
一生懸命なら何をしてもいい学校
和光がおれを変えた

第三章 学校は寄席と映画館
ビング・クロスビーが子守歌
「ウエスタン・ライダーズ」の中学生
毎日のように通った末広亭
月に映画を三十八本観る
おれを育てたたくさんの"学校"
カントリーでキャンプ回り
米軍トラックに揺られて

第四章 疾走していた「狂犬」時代
二つの「ウエスタン・カーニバル」
初日のリハーサルでケンカ
熱狂のなかでも醒めていた
"日劇効果"が開いた世界
短かったロカビリーブーム
"ロカビリー効果"で映画デビュー
「もう映画には二度と出ない」
「ゴテミキ」と呼ばれて
喜劇とミュージカル
日本初のタレントレーサーに
遊んでいたから余計に忙しい
"トリプルブッキング"も当たり前
すべてが目まぐるしかった時代

第五章 サムライ、欧州を駆ける
おれを知らないお客の前で演りたい
バンドは「サービス業」
平和なタイにもあった戦争の影
「サムライ」登場す
"国歌"は『SUKIYAKI』
「もうまっぴらだ。好きな音楽をやろう」
すべてを捨てたヒッピー時代
ドラッグと音楽
不思議なボーダーライン

第六章 ジャパニーズ・ロックの目覚め
和製ポップスからGSへ
「ビートルズ」の衝撃
時代がおれたちに追いついてきた
日本初の音楽プロデューサー
見出したミュージシャンたち
"差別用語"の壁
「GARO」が大ブレイク
「キャロル」と「外道」
唯一のサラリーマン経験
ロックが「身近な音楽」に
おれ流のプロテストソング
「何もしない」をしにアメリカへ

第七章 好きな歌手? それはミッキー・カーチス
一番楽しいスタイルをおれ流に
音楽の力を信じ続ける
いつまでも不良として
ついに一人欠けた三人男
唯一の師匠、立川談志

終章 人生、ダメでもともと
知らぬ間におフクロに導かれてきた
師匠の名言
戦争と「死」を感じながら

あとがき

年譜「おれと戦争と音楽と」
ミッキー・カーチス ディスコグラフィ
ミッキー・カーチス フィルモグラフィ