図書目録ヒロク トウキョウ サイバン資料番号:000060767

秘録東京裁判

サブタイトル
中公文庫
編著者名
清瀬 一郎 著
出版者
中央公論新社
出版年月
1986年(昭和61年)7月
大きさ(縦×横)cm
16×
ページ
290p
ISBN
9784120000000
NDC(分類)
329
請求記号
329/Ki92
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

終戦時の表情
思い出す終戦の日/情報局総裁の総理あて手紙/涙をもって拝聞する玉音放送
 
東条自決
周到な用意と失敗/自殺決心時の遺言/弁護申し出る人がなく
 
無条件降伏に非ず
起訴の却下を求む/ポツダム宣言の真意/従来の国際法が認めざる新罪名
 
裁判の開始
講堂を改造して/裁判の権限なし/動議却下さる
 
裁判手続き
翻訳問題/論争を呼んだ二か条/不公正な証拠却下/不当な干渉
 
弁護人らの関心事
〝陛下の出廷〟恐れる/八紘一宇と皇道/ニュルンベルグと同一ならば
 
検察側の想定
雄大なドラマの創作/むなしい秦証言/広田を死刑に導いた「国策の基準」
 
冒頭陳述とその批判
侵略か防衛か/東亜の安定/蘇峯先生の激励
 
立証された事実
ついに天皇にとどかず/予知されていた〝奇襲〟
 
不可解な事件
真か偽か一時的ショックか/奇怪な証人
 
裁判に現われた三つの日記
十六年間の記録/私設秘書の情報/平和願われた天皇
 
歴史に残さるべき重大問題
原爆投下を追及/ヤルタ協定は知らなかった
 
東条口供書
後世に残る資料/突っ走った軍部
 
そのころの生活
私の耐乏生活/米弁護士と元首相
 
A級戦犯以外ではあるが
ウ将軍をなぐらなかった男/直訴して釈放/BC級戦犯
 
判決をどう受け取るべきか
判決言い渡し時の表情/全員の無罪主張/重光起訴の誤り/草案のミス、判決のミス/A級戦犯裁判の打ちきり
 
東条遺言の摘記
いつわりなき告白/日本の将来を心配
 
遺骨と戒名
殉国七士の碑/光寿無量院
 
裁判より得たる教訓
原水爆の抑止力/人間性の変換
 
冒頭陳述
後記
解説(長尾龍一)

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