図書目録ナゼ ワカモノタチ ワ エガオ デ トビタッテ イッタ ノカ資料番号:000060749

なぜ若者たちは笑顔で飛び立っていったのか

サブタイトル
編著者名
鳥濵 初代 著者/鳥濵 トメ 著者
出版者
致知出版社
出版年月
2014年(平成26年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
186p
ISBN
NDC(分類)
289.1
請求記号
289/To67
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

プロローグ ある特攻隊員の最期の言葉
 
第一章 鳥濵トメの思いを引き継ぐ
富屋旅館三代目女将として
「生きれども生きれなかった人たち」が訪れていた場所
「自分のため」より「誰かのため」を考えて生きた人たち
語り部としての葛藤―戦後生まれとして何を伝えるか
「犠牲」の一言では決して片づけられないもの
 
第二章 特攻の母として─鳥濵トメの歩んだ道
「人は皆、善人として生まれてきている」と信じたトメの生き方
鳥濵義勇との出会いと結婚―トメに見る明治女の気骨
二十七歳、知覧に富屋食堂を開く
心で結ばれたトメと特攻隊員たち
こっそりと出し続けられた手紙
棒杭の墓標と特攻平和観音堂の建立
特攻隊員の数の石灯籠を建てる
内から光り輝いていた「神からの使い人」
 
第三章 魂の交わり─トメと特攻隊員の最期の日々
朝鮮人でありながら志願して特攻隊に加わった光山文博少尉
怪我した腕を操縦桿に巻きつけて出撃した中島豊蔵軍曹
「ホタルになって帰って来る」と言って飛び立った宮川三郎軍曹
節目になると現われるホタルは何を伝えようとしているのか
血縁の深き絆を歌った『同期の桜』
仲間の命を助け、自らは散って行った安部正也少尉
亡き友たちの思い出を集めて回る
遺族の方たちの悲しみに身を寄せる
 
第四章 鳥濵トメ、心に残る言葉
「皆さんはみんな威張っていらっしゃいますよ」―人様から俺様へ変わってしまった日本人
「あたいには蜂も刺しもはん」―敵対心を持たなければ蜂ですら刺さない
「人は体裁で生きるもんじゃあない」―目に見えることより本質を知ることが大事
「命よりも大切なものがある。それは徳を貫くことである」―人として生きるためには徳がなければいけない
「思い合う心を伝えていきなさい」―美しい生き方とは、相手を思い、互いが助け合うこと
「人は使命の中にある」―定められた命を最後まで生き切る
 
第五章 心のままにシンプルに生きる─鳥濵トメの実像
トメと暮らした四年間
ユーモアあふれるおばあちゃん
シンプルな価値判断基準で行動する
命の使い道を自覚していた人
「みんな家族」―人に対するトメの優しさ
トメにまつわる悪い噂とその真相
初めて会った人をも引き付ける不思議な魅力
供養と感謝、思い合う心の大切さを教えてくれたトメ
 
第六章 生かされた者の使命─戦後七十年に向けて
「知覧からの手紙『想ひ結び処』」の誕生
後世に伝えるという大切な使命を果たす

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