図書目録ナゼ ミツヤ サイダー ワ イキノコレタノカ資料番号:000060748

なぜ三ツ矢サイダーは生き残れたのか

サブタイトル
夏目漱石、宮沢賢治が愛した「命の水」125年
編著者名
立石 勝規 著者
出版者
講談社
出版年月
2009年(平成21年)3月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
232p
ISBN
NDC(分類)
588.4
請求記号
588/Ta94
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第一章 夏目漱石と宮沢賢治
漱石、大吐血と平野水
冷蔵庫に常備していた
「胃腸病者」に効き目あり
賢治メニュー「天ぷらそばと三ツ矢サイダー」
食べ方早く、量も多く
「一杯」はビールではなく、サイダー
庶民には手が届かない超高級品
子供の頃からラムネを飲んでいた
平野サイダーは三ツ矢サイダー

第二章 サイダーを生んだ大航海時代
大航海を支えた炭酸水
炭酸水に強力殺菌力
レモン炭酸水+砂糖=「サイダー元祖」
世界を変えた6つの飲み物
コロンブスが積んだ鉱泉水
サイダーは大航海時代の「光」
「悪魔殺し」のラム酒
砂糖、黒人、ラム酒の「三角貿易」

第三章 サイダー日本上陸
ラムネは黒船とともに来た?
黒船VS.浦賀奉行所
ニセ正、副奉行登場
用意されていたシナリオ
ニセ奉行は酒豪
「黒船がレモネードを持ち込んだ」は本当か?
黒船に瓶詰めの炭酸水があった
イギリス船が持ち込んだレモネード
サイダーとラムネ

第四章 三ツ矢誕生伝説
平野鉱泉の発見
「三ツ矢」と源氏
販売不振で苦戦続き
「シャンペンサイダー」の秘密
「シードル」が「サイダー」に
三ツ矢のライバル「金線」

第五章 ビール会社興亡記
明治の「M&A」(合併・買収)
巨大ビール会社と三ツ矢
財閥の乱戦
「三強時代」

第六章 戦艦大和とサイダー
巨体四裂して沈没
ラムネ製造室があった
砂糖の量が多かった軍用品
若い兵士も買えたサイダー
昭和天皇とラムネ製造機
玉瓶の活躍

第七章 三ツ矢、ゼロからの再起
敗戦時には全工場で製造中止
GHQによる集中排除法適用
アサヒビール「地獄の三〇年」
スーパードライの「生みの親」

第八章 コーラの来襲と荒波を越えて
映画『ALWAYS 三丁目の夕日』
コーラの生産量一〇六万キロリットル
米軍とともに歩んだコーラ
自動販売機の登場
炭酸飲料界の巨人に復活
合成甘味料への不安
チクロショックが襲う
三ツ矢サイダーVS.キリンレモン
「安心・安全」

第九章 炭酸飲料異聞
多様化する飲料市場
ラムネに存続の危機
ビー玉の秘密
コカ・コーラと芥川龍之介
大正モダニズムとカルピス

第一〇章 三ツ矢サイダーが愛される理由
地サイダー・ブーム
「三ツ矢サイダーが飲みたい」
愚直な「安心・安全」への努力

エピローグ
主要参考文献

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