図書目録ドキュメント タイヘイヨウ センソウ エノ ミチ資料番号:000060742

ドキュメント太平洋戦争への道

サブタイトル
PHP文庫 「昭和史の転回点」はどこにあったか
編著者名
半藤 一利 著
出版者
PHP研究所
出版年月
1999年(平成11年)4月
大きさ(縦×横)cm
15×
ページ
389p
ISBN
9780000000000
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/H29
保管場所
開架半藤文庫
内容注記
「昭和史の転回点」(図書出版社1987年刊)の改題
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第一章 ドキュメント統帥権干犯―分裂した帝国海軍
軍縮会議順調に終るか
軍令部の猛反撃
統帥権問題に発展
海軍部内二つに割れる
財部・加藤の確執
東郷元帥の横槍
軍令部優位に立つ
あぐらをかく〝三代目海軍〟
 
第二章 朝日新聞と満州事変
割箸からはじまった
ペンの力に自信をもつ
世論を恐れた陸軍
他紙を圧倒した朝日
これが朝日か!?
若槻内閣の尻を叩く
〝愛国競争〟にのめりこむ
国策と社論の一致
 
第三章 ドキュメント二・二六事件―雪の四日間
われ勝てり―二月二十六日
自ら鎮圧に当たらん―二月二十七日
奉勅命令下達さる―二月二十八日
兵に告ぐ―二月二十九日
 
第四章 日中戦争の発端となった一発の銃声―蘆溝橋事件前後
一つの祈り
最初の銃声
攻撃命令
発砲者
長城の南
飯々的
英雄児の退場
不打硬杖主義
転換点
 
第五章 昭和十四年夏―ノモンハン
日独軍事同盟難航中に
〝連隊全滅〟の悲報
一人一殺、国内も騒然
ついに大規模戦闘に
米内の一言国を救う
戦も同盟も中止―第二次大戦勃発す
 
第六章 ドキュメント日独伊三国同盟
揺さぶられた二人の海相
「原則的に同意するが・・・・・・」
運命の日
近衛首相もあ然
「死なばもろともだね」
三国同盟は〝国家の恥辱〟
三国同盟の「註」として
 
第七章 バスに乗った海軍―対米強硬論が制す
「好機南進」の頓挫
勢ぞろいした海軍中堅
第一委員会の策動
「これで戦争だぞ」
 
第八章 四つの御前会議―かくして開戦は決定した
対英米戦を辞せず―七月二日
御前会議とは何か
四方の海―九月六日
何トカ見込ミアリ―十一月五日
ニイタカヤマノボレ―十二月一日
 
第九章 山本五十六と真珠湾攻撃―講演の速記に基づいて
開戦へ突っ走る海軍中央と対立
真珠湾攻撃の作戦計画が初めて語られる
国力の差が戦争を早める―やるならいまだ
ワシントン条約とロンドン条約の破棄
海軍伝統の漸減邀撃作戦
真珠湾攻撃の本格的研究と正式決定
山本五十六の天皇観と国体観
山本五十六の真意
 
第十章 「太平洋戦争」は誰が名付けたのか
戦時中の正式名称は「大東亜戦争」であった
敗戦後に浮上した「太平洋戦争」の呼称
占領終結時に戦争の歴史を見直さなかったツケ
 
あとがき
主要参考文献
解説(土門周平)

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