図書目録トウキョウ サイバン オ サイバン スル資料番号:000060737

「東京裁判」を裁判する

サブタイトル
編著者名
渡部 昇一 著
出版者
致知出版社
出版年月
2007年(平成19年)2月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
257p
ISBN
9784880000000
NDC(分類)
329
請求記号
329/W46
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

まえがき
 
第一章 東京裁判が公正な裁判と言えないのはなぜか
東京裁判には公正な裁判に不可欠な二つの条件が欠けていた
裁判は「裁判官忌避動議」から始まった
裁判を行う「管轄権」はどこにあるのか
「事後法」による裁判は無効ではないのか
日本の降伏は「無条件」ではなく「有条件」である
「無条件降伏」という誤解はどのようにして生じたのか
A級戦犯とは「最も罪が重かった人」ではない
「平和に対する罪」は明らかに事後法である
捕虜虐待の「管理責任」を問われた七人のA級戦犯
法的根拠のない裁判が継続されたのはなぜか
日本を徹底的に貶めようとした七人組
アメリカの原爆投下は悪ではないのか
 
第二章 満洲事変が侵略戦争にされたのはなぜか
侵略戦争の始まりを昭和三年に設定したデタラメな論理
「満洲事変は侵略とは言えない」と報告したリットン調査団
満洲事変と満洲国建国に至るまでの複雑な事情
溥儀が望み、日本が後押ししてできた満洲国
清朝の興隆と没落
満洲事変から満洲国建国へ
証拠として採用されなかった『紫禁城の黄昏』
法廷で日本を裏切った溥儀
満洲事変の背後にあったコミンテルンの陰謀
世界を駆け巡った田中上奏文の怪
 
第三章 支那事変が日本の責任にされたのはなぜか
講和条約が結ばれている問題まで裁いたおかしな裁判
支那事変は毛沢東の謀略から始まった
日本から仕掛けた戦争は一つもない
「共同謀議はなかった」と言い切れる明白な理由
人種差別にも負けず奮闘した清瀬弁護人
 
第四章 南京大虐殺という嘘がつくられたのはなぜか
南京で虐殺を働いたのはシナの敗残兵ではないのか
オープン・シティの提案を受け入れれば悲劇は起こらなかった
市民になりすましたゲリラを見分けるのは難しい
蔣介石はなぜ大虐殺を訴え出なかったのか
大虐殺の過剰な宣伝はアメリカの罪をごまかすためではないのか
 
第五章 日本を太平洋戦争へ引き込んだのは誰なのか
戦争を仕掛けたのは本当に日本だったのか
シナに援助を送り続けたアメリカの策略
日本の首をジワジワと締めつけた禁油政策
最後まで続けられた戦争回避の努力
ハル・ノートはアメリカの最後通牒だった
真珠湾攻撃の詳細を知らなかった東條英機首相
敗戦の根幹にあった統帥権干犯問題
 
第六章 東京裁判が世界にもたらしたもの
朝鮮戦争の勃発で自らの非を悟ったマッカーサー
朝鮮戦争で日本に吹いた「神風」の本当の意味
マッカーサーは上院軍事外交合同委員会で何を語ったか
サンフランシスコ講和条約十一条に基づいて行われた名誉回復
「裁判を受諾する」ことと「判決を受け入れる」ことは違う
シナのA級戦犯合祀批判に答える
蔣介石も毛沢東も何も文句は言っていない
他国の宗教に干渉することは許されない
A級戦犯は死刑にされるほどの罪を犯してはいない
サンフランシスコ条約に則って日本には戦犯はいなくなった
東京裁判は戦時プロパガンダだった
 
第七章 東京裁判史観から抜け出すために何をするべきか
憲法改正ではなく、新憲法をつくらなければならない
東京裁判の猛毒はこうして日本人に染み渡った
東京裁判史観から抜け出すために今するべきことがある
 
あとがき

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