図書目録テイコク カイグン シッパイ ノ ケンキュウ資料番号:000060730

帝国海軍「失敗」の研究

サブタイトル
編著者名
佐藤 晃 著
出版者
芙蓉書房出版
出版年月
2000年(平成12年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
235p
ISBN
9784829502693
NDC(分類)
397.21
請求記号
397.21/Sa85
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

まえがき

 
第一章 海軍が分裂させた国家組織
統帥権を強奪した海軍
児玉源太郎と大難・日露戦争につけこんだ権兵衛
 
第二章 陸軍と海軍の用兵思想はここが違う
陸軍の用兵思想は戦略に基づいていた
日本海軍だけの「艦隊決戦至上主義」
情報戦と通商破壊戦を考えてもいない海軍
迷走した海軍の作戦研究とは
 
第三章 日本政府の苦悩と緻密だった開戦準備
年度別作戦計画は、まだまともだった
海上輸送は海軍の責任にあらず
 
第四章 順調な初期進攻作戦の主役は陸軍だった
真珠湾攻撃は戦略的勝利といえるのか
見事な協同作戦だった南方進攻戦
南方作戦後の海上輸送がお粗末なわけ
 
第五章 海軍、緒戦で舞い上がり前方決戦へ
目にあまる戦勝病と論外の統帥権の濫用
なぜ同盟国の作戦要請を無視したのか
 
第六章 第二段作戦が大戦略まで崩壊させた
ミッドウエー後の海軍統帥部は何をしていたのか
海軍の無能と二枚舌を知らない陸軍
 
第七章 普通に闘えばガ島・ソロモンは勝てたはず
一撃で終わったはずのガ島戦
後方補給戦の無策が戦敗につながった
泥沼に引きずり込まれた第八方面軍の編成
ガ島放棄の真の理由は連合艦隊の戦意喪失にあった
この海軍航空の体質では戦えない
米軍のガ島攻撃は本格的反攻だったのか
 
第八章 海軍に見捨てられた東ニューギニア
海軍のペテンで第十八軍は東ニューギニアへ
米軍の本格的反攻・カートホィール作戦発動
海軍は戦艦と空母を戦機に何故出さなかったのか
 
第九章 海軍、絶対国防圏など眼中になし
何故か無視された陸軍の南東方面放棄論
強化構想を骨抜きにした海軍の本当の理由
絶対国防圏外の戦闘は無用だった
 
第十章 海軍の尻を拭わされた陸軍の戦闘
玉砕の島々(1)
玉砕の島々(2)
玉砕の島々(3)
インパール作戦は戦略的に間違っていない
負けてはいないノモンハン
 
結び
おわりに

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