図書ショウワ キンユウ キョウコウシ000060696
昭和金融恐慌史
サブタイトル1~10
講談社学術文庫 [1066]
編著者名
高橋 亀吉 [著]/森垣 淑 [著]
出版者
講談社
出版年月
1993年(平成5年)3月
大きさ(縦×横)cm
15×
ページ
332p
ISBN
NDC(分類)
338
請求記号
338/Ta33
保管場所
閉架一般
内容注記
清明会新書として出版(昭和43年)された同名書の改訂再版である
和書
目次
はしがき
序
第一部 昭和二年金融恐慌の基因
金融恐慌の基因としての銀行制度の前近代性
銀行制度の欠陥―前近代性
銀行制度の前近代的特質形成の経緯
機関銀行の発生・拡大
その他の前近代的特異体質
政府の銀行改善施策
昭和二年金融恐慌の基因の累積
大戦中のわが国経済規模の飛躍的拡大
大正九年の財界大反動
大正九年反動の善後措置
関東大震災以降の財界の打撃の累積
関東大震災の打撃とその善後措置
円為替の暴落、暴騰による新打撃
休戦九年反動以降の企業、銀行の打撃の累加
休戦以降の財界打撃の累加
企業欠損の累増と銀行の不良貸出の累積
破綻銀行に露呈された企業―銀行の高度な癒着関係
第二部 昭和二年金融恐慌の誘因と推移
昭和金融恐慌の誘発
昭和金融恐慌直前の情勢
金解禁断行決意の準備工作とその影響
震災手形処理問題
昭和金融恐慌の勃発と経過
金融恐慌勃発とその通観
金融恐慌の第一波
金融恐慌の第二波
金融恐慌の第三波
昭和金融恐慌の善後処置
政府の救済措置
休業銀行の整理
第三部 昭和金融恐慌のわが国経済に及ぼした影響とその歴史的意義
金融構造および金融市場に及ぼした影響
金融の変態的一大緩慢化
預金の流れの変化と大銀行集中の急進展
恐慌後の金融変容のもたらした問題点
昭和金融恐慌の経済界に与えた打撃とその特質
昭和金融恐慌の真因とその歴史的意義
金融恐慌は不可避であったか
昭和二年金融恐慌の歴史的意義
付属資料
昭和金融恐慌関係主要日誌
昭和金融恐慌関係重要法令
解説 昭和金融恐慌と平成不況の類似点(鈴木正俊)