図書スガタ ナキ センペイ000060477
姿なき尖兵
サブタイトル1~10
日中ラジオ戦史
編著者名
福田 敏之 著
出版者
丸山学芸図書
出版年月
1993年(平成5年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
270p
ISBN
4895421260
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/F74
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり
和書
目次
第1章 ラジオは声の砲弾
戦火上海に拡がる
混沌―それが上海
日本軍の特務工作
〝姿なき尖兵〟登場
アドバルーン戦術
第2章 戦前上海のラジオ局
ラジオは花ざかり
日本領事館の放送局
第3章 日本派遣軍の宣伝戦
大上海広播電台
要員確保に大わらわ
軍報道部誕生
第4章 激しい電波戦線
反日宣伝の声ばかり
電波統制に踏み切る
大東放送局の活躍
南京路に分室
第5章 南京、遂に陥落
入城式録音のトラブル
維新政府はできたが
ラジオ、徐州に征く
南京難民区の共聴施設
南京電台の建設進む
美しい古都南京
南京中央広播電台
第6章 戦火、漢口に
九江の前線放送所
もう一つの前線録音班
菊花節の入城式
長江中流の要衝漢口
漢口広播電台
爆撃機誘導の放送
宜昌作戦とラジオ
蒋政府の対日宣伝放送
第7章 江南各地に置局
西湖畔の杭州電台
蘇州は百貨店屋上
寧波にも進出
第8章 汪兆銘、南京に還都
ラジオで和平救国声明
還都式典と中継放送
第9章 中国広播協会発足
軍放送施設の委譲
協会設立の声明
第10章 大東亜戦争に突入
敵性電台の接収
短波聴取を禁止
受信機が足りない
第11章 放送宣伝戦、熾烈化
接収電台も戦列に
東亜放送強化を協議
蘇州清郷工作とラジオ
浙贛作戦と金華電台
大陸打通と宣伝戦
漢口電台の明と暗
第12章 協会財政の逼迫
親方日の丸の経営
合理化案も難航
日独伊頽勢の黒い影
第13章 汪主席の死去と終戦
汪主席葬儀と放送
敗戦ニュース流れる
終戦詔勅の放送
偽者もいた電台接収
協会資産の引き渡し
第14章 引き揚げから解散まで
集中営に強制収容
尖兵は空に消えた
あとがき
参考文献・資料提供