近現代の女性史を考える

凡例

第一章　戦争と女性
　１　戦争と女性の日常生活―一九三七～一九四五年
　２　戦時下の人口政策―人的資源・健民健兵
　３　軍事援護制度と出征者家族・戦没者遺族の生活
　４　福島四郎の戦争観
　５　戦争と女性―ジェンダーの視点から

コラム
　①農村母性の実情
　②天皇めぐる歴史の真実は
　③竹槍訓練を受けた小学生

第二章　家族
　１　女性の地位と氏名の変遷
　２　明治民法制定までの妻の氏
　３　近代日本における老人の扶養と介護
　４　保育園がほしい―働く母と子の幸せを願って
　５　今すぐ子どもに生ワクを―小児マヒとたたかった母親たち

コラム
　女性の人権

第三章　売買春
　１　近代日本の公娼制と買春―東京地域を中心に
　２　川崎遊廓の女たち
　３　女性の地位の転落と売買春

初出一覧
あとがき