天皇陛下の私生活
- サブタイトル
- 1945年の昭和天皇
- 編著者名
- 米窪 明美 著
- 出版者
- 新潮社
- 出版年月
- 2015年(平成27年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 222p
- ISBN
- NDC(分類)
- 288.41
- 請求記号
- 288/Y83
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき
第一章 前代未聞の四方拝
御文庫の寝室は「晴御膳」の儀
御祝御膳は野戦兵食 閑散とした宮殿
愛用の懐中時計は5000円
正月恒例「謡かるた」
大礼服(マント・ド・クール)と美少年
第二章 天皇は宮中の時計
ネクタイの結びかた 朝一番の日課は
冷めた料理に舌鼓 黒ずんだ代用パン
通勤時間の楽しみは なぜ通勤するのか
電話もベルも一方通行 天皇のアポはどうとるのか
最側近・木戸幸一 秘密の拝謁
増えていく独り言
第三章 リンカーンとダーウィン
体重は8キロ減 たった3行の饗宴メニュー
第二の執務室「御文庫御書斎」
1メートル近い書類の山を お散歩タイム
生物学研究への風当たり お風呂の入り方
御文庫トイレ事情 伝統の「おすべり」廃止
側近お相伴 学者天皇の“講義”
宮廷映画館 夜の診察室
第四章 2月のクリスマスツリー
天皇家のクリスマス
「皇后さまが裸でいらっしゃいましたなら」
時には「夫婦喧嘩」も
宮中防空マニュアル
大空襲を凝視する 初孫誕生
だだをこねる鈴木内閣誕生と大和撃沈
第五章 息子として、兄として
燃え上がる宮殿 夢の跡
将来もずっと御文庫で生活したい
母と息子の微妙な関係 気丈な皇太后
体調悪化の原因は 弟宮との確執
天皇親政を説く秩父宮 倒閣を働きかける高松宮
ついには三笠宮さえ 野人の登用
お堀で海老や鮒を調達 吹上に蛍舞う
第六章 叛乱、鎮圧、玉音放送
マイクの前に立つ 玉音盤争奪戦
徳川侍従を殴り飛ばす下士官
天皇、叛乱を知る(皇居・御文庫附属室)
(御殿場・秩父宮別邸)(奥日光・南間ホテル)
皇太子の日記が語るもの
夜の来客
第七章 進化論と三種の神器
「B29は残念ながらりつぱです」
神事も平時体制へ 神と科学の間で
皇居を見下ろすマッカーサー
荒城の月 自分が直接全責任を負う
ゴミ箱は象の足 分類学天皇学派
第八章 思いがけない「君が代」
GHQへの接待攻勢 皇子たちの帰京
伊勢神宮参拝を希望 去りゆく側近たち
皇居に流れた君が代 戦犯・木戸幸一との別れ
人間宣言 日本の誇りを忘れないように
そしてまた四方拝へ
主な参考文献
1945年の出来事
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