B面昭和史 1926-1945
- サブタイトル
- 編著者名
- 半藤 一利 著者
- 出版者
- 平凡社
- 出版年月
- 2016年(平成28年)2月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 598p
- ISBN
- NDC(分類)
- 210.7
- 請求記号
- 210.7/H29
- 保管場所
- 開架半藤文庫
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
プロローグ 一週間しかなかった年―昭和元年
元号は「光文」?/「イ」の一字/「昭和の子供」/昭和元年生まれ
第一話 「大学は出たけれど」の時代―昭和二~四年
新聞の三面記事から/流行した歌二つ/有卦(うけ)に入った文士たち/芥川龍之介の自殺/初開通の鉄道ばなし/大相撲の実況/無念、菊池寛、落選す/ストライキと流行歌/史上初の金メダル/小田急と銀座の柳/モガとモボとステッキガール/「大学は出たけれど」
/説教強盗とツェッペリン
第二話 赤い夕陽の曠野・満洲―昭和五~七年
帝都復興祭のバカ騒ぎ/流行語ルンペンをめぐって/農村の悲鳴をよそに/ナンセンスな話たち/「カフェー文化は西より」/産児制限とエントツ男/「のらくろ」の登場/「明治は遠く・・・・・・」/官僚の減俸の断行/満蒙はわが国の生命線/工業技術の飛躍的発展/頼もしい国
/頼もしい国民の意気/爆弾三勇士ブーム/お歯黒どぶバラバラ事件/「天国に結ぶ恋」/昭和維新の志士たちか/開拓移民の第一弾/非常時ならざる非常事
第三話 束の間の穏やかな日々―昭和八~十年
三原山での自殺ブーム/満洲国の成立/サクラガサイタ/「桃色スト」と防空演習/ソレ、ヨイヨイヨイ/鳴った鳴った、サイレン/三大列強の一つ/活動写真館とハチ公/パパ・ママ論争/明るい話題の背後で/あなたと呼べば/お産婆さん/ネオン禁止令
/「革新」という名の政治勢力
第四話 大いなる転回のとき―昭和十一年
プロ野球初の公式戦/事件の四日間・その1/事件の四日間・その2/事件の四日間・その3/事件後の陸海軍部/阿部定事件/立ち小便裁判と銃殺/前畑がんばれ/「あゝそれなのに」/「神風号」と『良人の貞操』
第五話 軍歌と万歳と旗の波―昭和十二~十三年
名古屋城の大泥棒/文学的な話題から/行けよ「神風」空遠く/穏やかな日々の裏で/スローガン「暴支膺懲」/大和赤飯と敷島煮/「愛国行進曲」と「海行かば」/南京陥落ヨヤサノサ/サラバ「言論の自由」/発禁そしてまた発禁/ペンと戦場/"やくざ唄"について
/下駄ばきと木炭車/旗行列何処へ行くか
第六話 「対米英蘭戦争を決意」したとき―昭和十四~十六年
双葉山と無敵皇軍/「青春武装の大絵巻」/国民生活刷新案/第二次世界大戦の勃発/何でもかんでも統制令/わが氏名は鉄甚平/斎藤隆夫の最後の抵抗/統制そしてまた統制/名言「ぜいたくは敵だ」/ドイツとイギリス/在郷軍人会のおっさんたち/「わしゃかなわんよう」
/生きて虜囚の辱を受けず/日劇七廻り半の大騒ぎ/少国民と国民学校/戦争を決定づけたとき/「はなし塚」の建立/愚かさの総和/歴史の皮肉ということ/
第七話 「撃ちてし止まむ」の雄叫び―昭和十七~十八年
ラジオと世界地図/大金持ちと貧乏国/本土初空襲のあとに/「体力、気力、貯蓄力」/タコの親たちゃ悲しかろ/しこの御盾と出で立つ吾は/欲しがりません勝つまでは/『ハワイ・マレー沖海戦』封切/「撤退」にあらず「転進」/撃ちてし止まむ/総大将の戦死と玉砕
/予科練と少年飛行兵/「生等もとより生還を期せず」/疎開、疎開また疎開
第八話 鬼畜米英と神がかり―昭和十九~二十年
大言壮語の表と裏/「マッチ箱の爆弾」の話/原爆は日本に使用する/「竹槍事件」のこと/「決戦非常措置要綱」/ゲンゴロウの幼虫とサナギ/「お兄ちゃん、サヨナラ」/東条内閣の総辞職/神社一斉に撃滅祈願/「学徒勤労動員の歌」/本土空襲はじまる
/無慈悲な寒気と栄養失調/つぎは「本土決戦」のみ/人道無視の無差別爆撃/統帥の外道・特攻/東京は完全に爆砕した/「沖縄県民斯く戦へり」/「全員最後の攻勢」/全国民の軍隊化/「勝札」一等十万円/日本降伏の日
エピローグ 天皇放送のあとに
ヤミ市とRAA/「街を明るくせよ」/一億総懺悔とは!?/降伏調印のこと
あとがき
関連年表
参考文献
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