図書目録フタツ ノ ソコク ヒトツ ノ カゾク資料番号:000060287

二つの祖国・ひとつの家族

サブタイトル
みやざき文庫 21 中国残留婦人とその家族が生きた日本・満州・中国
編著者名
原田 静 著
出版者
鉱脈社
出版年月
2003年(平成15年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
227p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/H32
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:各章末
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序文(宮崎公立大学学長・浜野崇好)
はじめに
 
第1部 祖母から始まる三世代の家族史と日中現代史の断面
祖母は満州に渡り、中国に残った 祖母・原田ミヤの半生
祖母は十九歳のとき、満州に渡った
満州に入植、開拓生活を始める
中国に残留、新しい生活を始める
祖母との二人旅の記録(その一)―大連・哈爾濱大羅密鎮へ―
第二世代―父・連福奎(LianFukui)と母・孟玲琴(MengLingqin)
宏徳村~私たちの故郷~
父と母の青春時代
祖母の帰国と父と母の渡日
祖母との二人旅の記録(その二)―故郷・宏徳村を訪ねる―
連静(LianJing)と原田静(はらだしずか)と―第三世代のわたし
中国に生まれて―「連静」十歳まで―
日本への移住―十七歳で「原田静」に―
二〇〇二年夏季研修レポート
 
第2部 満州帝国の歴史と満州移民事業
満州帝国―わが家族史の始まりとなった歴史舞台―
満州事変に至るまで
満州帝国十三年
満州帝国崩壊への道
満州移民事業―祖母・原田ミヤを中国の地に導いた国策は、どのように進められ、何を為したのか―
満州移民事業はどのように構想され、成立したか
試験移民の時期(一九三二~一九三六年)
本格移民期(一九三七~一九四一年)
移民事業崩壊期(一九四二~一九四五年)
満州移民事業が残したもの
 
年表 日本と中国、そして、家族三世代の歴史
〈我(wo)〉と〈わたし〉と―「まとめ」にかえて
 
出版に寄せて
日中の新たな"家族史"((株)テレビ宮崎ディレクター・坂元秀光)
一筋の道の一里塚として(宮崎公立大学講師(中国文化論)・田宮昌子)
 
あとがき

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