図書カンタツレイ ノ バンカ000060267

莞達嶺の挽歌

サブタイトル1~10
悲惨饒河縣民の最後 東安省の棄民
編著者名
中山 茂子 著
出版者
中山茂子
出版年月
1994年(平成6年)6月
大きさ(縦×横)cm
22×31
ページ
167p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/N45
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

「莞達嶺の挽歌」出版にあたり(古賀貞男)
序文(谷口新次)

ペン画絵巻・悲惨饒河縣民の最後(元満州国東満省饒河縣警察官・千坂幸雄)
血涙

漫画・ソ連描写

国境警察隊員の妻の手記 東安省の棄民(中山茂子)
はじめに
私の青春
結婚
任地、鶏寧県につく
ソ連参戦
饒河県長から退避命令
敵機から機銃掃射をうけつつ退避
現地住民が匪賊に早替り
最期を覚悟して密林に入る
饒河県長との別れ
娘との別離
白系ロシア開拓団で捕えられ日本の敗戦を知る
男、女は別々の収容所へ
地獄さながらの女性収容所
坂田さんとの再会
監獄からきた囚人部隊
菊子
戦場に取残された難民は残留婦人や孤児に
母のあと八重子も
院長の配慮で炊事婦となる
ソ連兵引揚げ、八路軍の支配下に
白酒製造工場へ炊事婦として
引揚の連絡
東安で、銃撃戦後の作業に従事
牡丹江へ輸送
牡丹江収容所
朝鮮人医師の恩情で目は全快
高山あや子さんとの出会
養育費問題で裁判
中山幸雄と出会う
夫、千坂幸雄は復員していた
夫は約束を守っていた
夢にまでみた故国日本へ
初めて見る香川県
宮城県の実家へ、故郷の風の冷たさに泣く
小さな修理工場をひらく
医師に諭される
夫が交通事故に
千坂家への墓参…遺作を見る
訪中慰霊の旅に出る
中国民航で中国へ
残留孤児と合流、こうして残留孤児に
東安へ到着、東安駅爆発の実状をきく
想い出の開拓地に、今再び
宝清から四合屯へ
亡き玲子の霊に語りかける
朝鮮人開拓団員の温情に感泣
帰途各地の収容所跡を慰霊
我が子をさがして
菊ちゃんとの再会を果たす
中山幸雄の大往生
現在のソ連
おわりに

あとがき