樺太・シベリアに生きる
- サブタイトル
- 戦後60年の証言
- 編著者名
- 小川 岟一 編著
- 出版者
- 社会評論社
- 出版年月
- 2005年(平成17年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 254p
- ISBN
- 4784513159
- NDC(分類)
- 369.37
- 請求記号
- 369.37/O24
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき
プロローグ 八月十五日は〈終戦〉ではなかった
射殺、連行、獄死も
残留ではなく放置です
拉致を放置も同根
I 【戦後60年を語る①】樺太に生きて
白旗立てても民衆を爆撃
農業技師から裁断師へ
機関車の事故で八年の刑
無国籍だから特典もなし
敷香が真っ赤に燃えている
金時計は食べちゃった
NHKの「尋ね人」で
七五年に社会党の墓参団が来た
一九九〇年、歴史的な第一次帰国
布団をかぶってラジオを聞く
木の枝も魚も国有財産だ
日本人がこんなにいるとわかったのは・・・
親同士が親戚になる「サドン」というつながり
二世、三世に援助を
あらためて想うこと(須田百合子)
II 帰国運動の足跡
サハリンからの手紙に応える
「敵性国人」の帰国手続
「日本人はいない」「もしいたら自己意志だ」
帰国嘆願者の名簿あり
日本で再婚した夫、父と会う
遅すぎた「ふるさと」、日本の土を踏み倒れる
八十歳代の永住帰国相次ぐ
さまざまな同胞、喜美内に収容
サハリン航路ついに開く
帰国運動を後押しした国会の論議
帰国手続きでは改善進む
調査の行動は歯がゆさのみ
III 【戦後60年を語る②】シベリアに生きて
自動車事故で逮捕され、シベリアへ
北海道占領を防いだ抗戦
民間人とは信頼関係
事故を防いだのに連行
五十日間歩いて指定地へ
迷いこんだ手紙が縁となる
泥棒がいても、畑がないと生きられない
日本人女性に驚き、箸に泣く
IV 苦難の同胞と共に
離別六〇年「パパそっくり」に涙
探しあてても親子と認めず
満蒙義勇軍の二少年
日本の首相は嘆願書も無視
ロシア国籍拒否の日本男児
姉妹がいて、戸籍もあるのに
死ぬまで待つやり方、痛恨
初めてシベリアの父を知る
祖国を見ず異国の土に
狼のパスポート
重労働・飢餓の中で
スパイになれば帰国させる
あとがき
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