図書イシケッテイ ノ カイセキ000060247

意思決定の解析

サブタイトル1~10
日本海海戦詳細研究Ⅱ
編著者名
出光 英哉 著者
出版者
ブックコム
出版年月
2015年(平成27年)10月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
536p
ISBN
NDC(分類)
391.27
請求記号
391.27/D56/2
保管場所
閉架一般
内容注記
付録 日本海軍暗号表再現
参考文献あり
和書
目次

序 本書の目的

第1章 人間組織としての艦隊
第1項 流布された虚像
第2項 乗員たちの資質
第3項 士官クラスの資質
第4項 航海中の生
第5項 乗員たちの規律
第6項 革命勢力の浸透
第7項 兵員と士官の関係
第8項 ロジェストウェンスキーの努力
第9項 ロジェストウェンスキーの人柄

第2章 石炭が規定した航続力
第1項 死活問題としての石炭
第2項 ボロジノ級の航続力の検討
第3項 第三艦隊の航続力の検討
第4項 ロシア海軍の建艦政策の問題点

第3章 どの海峡を通るのか-ロジェストウェンスキーの選択
第1項 対馬海峡突破は誤りだったのか?
第2項 見解の検証
第3項 論点の検証
第4項 対馬海峡コース選択の妥当性

第4章 どの海峡を通るのか-東郷の判断
第1項 連合艦隊は動揺したのか?
第2項 日本側が探知した情報
第3項 届いた情報の分析
第4項 命令文等に見る連合艦隊の対応
第5項 極秘作戦の記述と命令文等の対比
第6項 一連の公文書から把握できる事実関係
第7項 軍令部の考え方に関する証言
第8項 連合艦隊司令部の考え方に関する証言
第9項 三笠での「軍議」に関する証言
第10項 日本側の意思決定の構図
第11項 検討結果に基づき構成される事実関係
第12項 事実関係の評価

第5章 「失策」は本当にあったのか?
第1項 指摘される「失策」
第2項 特務艦の同行
第3項 陽動作戦の失敗
第4項 運送船の上海入港
第5項 昼間の海峡突破
第6項 煙突の塗色
第7項 病院船の灯火
第8項 無線による妨害
第9項 日本の偵察部隊への攻撃
第10項 前方の偵察
第11項 非難されるべき「失策」はあったのか?

第6章 取り逃がしの危機
第1項 無線電信の思わぬ陥穽
第2項 錯誤の発端
第3項 送受信の手順
第4項 「右翼列」が「十五隻」になった原因
第5項 確認の問い合わせ
第6項 再確認
第7項 換字のエラー発生率
第8項 錯誤のメカニズム
第9項 ロジェストウェンスキーから見た「天佑」

第7章 捏造された体験記
第1項 「露艦隊最期實記」の著者は誰か
第2項 最期實記が語る「秘密」
第3項 クラドーの偽り

まとめ 
東郷とロジェストウェンスキー

付録 日本海軍暗号表再現
第1項 暗号の種類
第2項 五つの系統の相互関係
第3項 用例を基にした暗号表の再現方法
第4項 再現した暗号表の見方

第1表①:日本海軍艦名、艦長職名(戦艦)
第1表②:日本海軍艦名、艦長職名(装甲巡洋艦)
第1表③:日本海軍艦名、艦長職名(二等戦艦、巡洋艦、通報艦、砲艦)
第1表④:日本海軍艦名、艦長職名(駆逐艦)
第1表⑤:日本海軍艦名、艦長職名(水雷艇)
第1表⑥:日本海軍艦名、艦長職名(仮装巡洋艦、特務艦)
第2表①:ロシア海軍艦名(バルチック艦隊戦艦)
第2表②:ロシア海軍艦名(バルチック艦隊装甲巡洋艦、装甲海防艦)
第2表③:ロシア海軍艦名(バルチック艦隊巡洋艦)
第2表④:ロシア海軍艦名(バルチック艦隊駆逐艦)
第2表⑤:ロシア海軍艦名(バルチック艦隊仮装巡洋艦、特務艦等)
第2表⑥:ロシア海軍艦名(旅順艦隊戦艦)
第2表⑦:ロシア海軍艦名(旅順艦隊巡洋艦、砲艦)
第2表⑧:ロシア海軍艦名(旅順艦隊駆逐艦)
第2表⑨:ロシア海軍艦名(旅順艦隊仮装巡洋艦、特務艦等)
第2表⑩:ロシア海軍艦名(ウラジオ艦隊)
第3表:その他の国の艦名
第4表:艦種
第5表①:軍組織(大本営、海軍)
第5表②:軍組織(陸軍)
第5表③:軍組織(階級)
第6表:国名、国名関連用語
第7表①:地名、地名関連用語(国内)
第7表②:地名、地名関連用語(中国、朝鮮、東アジア)
第7表③:地名(ロシア、ヨーロッパ、アメリカ)
第8表①:数(数字)
第8表②:数(助数詞付きの数)
第9表:月日
第10表:時刻
第11表:方位
第12表①:一般用語(あ行)
第12表②:一般用語(か行)
第12表③:一般用語(さ行)
第12表④:一般用語(た行)
第12表⑤:一般用語(な行)
第12表⑥:一般用語(は行)
第12表⑦:一般用語(ま行)
第12表⑧:一般用語(や行)
第12表⑨:一般用語(ら行)
第12表⑩:一般用語(わ行、ん)

第Ⅰ巻の補足・訂正
参照文献略号
あとがき