終戦時宰相鈴木貫太郎

プロローグ
第一章　関宿の人々
泉州の陣屋
月見草の花
関宿町にて
　
第二章　砲弾の中
江田島の四季
ウォシング・シーメン
山本権兵衛という人
「鳥海」での出来事
上崎上等兵曹の割腹
敵艦襲撃の日
イギリス艦隊と士官
煙草の魔力
　
第三章　生と死の間
神仏の御加護
加藤大佐の発案
微妙な人心
ウィルヘルム軍港
最後の言葉
世界戦争への糸口
抗日の渦
　
第四章　雪の日の惨劇
二・二六事件の顛末
生き残った鈴木侍従長
身代わり犠牲
ハル・ノート
　
第五章　終戦への道
老首相の気概
新聞発表のウソ
消えた勝利の夢
特攻の精神
原子爆弾とソ連参戦
怒涛の中の太陽
御前会議議事録
エピローグ
あとがき
鈴木貫太郎年譜