米軍医が見た占領下京都の600日
- サブタイトル
- 編著者名
- 二至村 菁 著
- 出版者
- 藤原書店
- 出版年月
- 2015年(平成27年)9月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 436p 図版16p
- ISBN
- 9784865780338
- NDC(分類)
- 498
- 請求記号
- 498/N84
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 年表あり 索引あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
<プロローグ>旅立ち―「なつかしいお父さんとお母さんへ」[一九四七年九月]
I 京都へ来たくなかった米軍医―一九四七年
京都到着―「日本でいちばんすばらしい仕事」[9月]
七日がたって―「いやまったく今夜は」[9月]
京のもてなしと結核―「なにもかもしてくれるんです」[9月]
引揚港、舞鶴―「おかえりなさい!」[10月]
京都の売れ筋事業―「あれほど幸せだったことは」[10月]
貧富の中身―「たのしみがほんとに」[10~11月]
満州からの道のり―「泣かんとおらんならん」[12月]
前任軍医―「すらっとしてすかっとして」[12月]
引揚港の婦人相談―「心身の傷手(いたで)をいやさしめ」[12月]
仏面獣心の京女―「わるいことせな損どす」[12月]
クリスマスと学生たち―「どこの学校ですの」[12月]
上官サムス大佐―「筆記は無用」[12月]
II 米軍支配を耐える京都のひとびと―一九四八年
善意の限界―「敗戦の傷もの」[1月]
PXの若者―「生きていくのがせいいっぱい」[2月]
日本人を健康にする作戦―「あったかく清潔にしていたいんです」[3月]
トラホーム―「洗面器一杯の井戸水」[4月]
病院スト是か非か―「日本には革命が必要」[5月]
老いと母の日―「ひとのいのちがかかっているときに」[5月]
いつでも性病感染中―「じぶんを何様だと」[6月]
米国留学解禁―「はちきれるような新鮮さ」[6月]
福井大地震―「いっぽうの端が燃えて」[6月]
降伏の記憶―「前途は明るいか」[8月]
七三一部隊からの帰還―「不思議な天の恩」[8月]
アメリカ式看護―「病むひとの苦しみを」[8月]
日本がえらんだ人口対策―「生きた新兵器」[10月]
ジフテリア予防接種事故―「ワクチンに寝首を」[11月]
III 別れと自立―一九四九年
密輸された特効薬―「あたりまえだろ」[1月]
ハンセン病の外来治療―「いまぼくらが始めれば」[2月]
別れの贈り物―「船がでるまで」[3月]
京都出発―「風呂へ行きますか」[4月]
京都占領終了―「日本で失職するために」[11月]
米軍が去ったあとの京都―「蚊とハエのいない生活」[一九五〇年4月~六六年9月]
<エピローグ>四〇年後にかかってきた電話 「ドクターキムラは? フジタさんは?」[二〇〇〇年2月]
注
あとがき
本書関連公衆衛生史年表(一九〇二~二〇〇〇)
人名索引
事項索引
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