図書目録チシキ ゼロ カラ ノ ニホン ノ センカン資料番号:000060195

知識ゼロからの日本の戦艦

サブタイトル
Japanese Battleship
編著者名
戸髙 一成 監修/畑野 勇 著
出版者
幻冬舎
出版年月
2015年(平成27年)7月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
159p
ISBN
9784344903005
NDC(分類)
556.91
請求記号
556.91/To17
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり 索引あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

はじめに
第1章 戦艦の基礎知識
軍艦の種類と目的 戦闘可能な艦船で、領土の延長でもある
戦艦はいくらで造れるのか? 戦艦は国家予算の数%に及ぶ国力の象徴だった
戦艦のスケール① ジャンボ機の全長をはるかに超える巨大さを誇る!
戦艦のスケール② 小さく造ろうと努力するも、できあがると「浮かぶ巨城」
戦艦の内部①(防御配置) 主砲の巨大化につれ、それに釣り合った甲鈑(こうはん)を装備
戦艦の内部②(艦橋・防空指揮所での戦闘指揮) 高さ40メートルに及ぶ、「浮かべる城」の司令塔
戦艦の兵器①(大口径砲・中口径砲) 戦艦が搭載した巨砲と中口径砲の威力
戦艦の兵器②(高角砲・機銃・砲弾) 航空機からの攻撃に備えて艦の各所に設置
戦艦の兵器③(通信設備・レーダー) 無線導入に比べ、レーダーの配備は遅れた
戦艦の兵器④(搭載水上機) 日本艦隊の目となる艦艇搭載水上機
戦艦の名前と由来 旧国名をつける決まりだった日本戦艦
コラムfrom大和ミュージアム館長 大和ミュージアムで出会える在りし日の戦艦の雄姿
 
第2章 大日本帝国海軍 戦艦乗組員の日常生活
大日本帝国海軍とは? 世界の戦艦の進化とともに成長した日本海軍
帝国海軍の基地 艦艇基地は横須賀・呉・佐世保・舞鶴が基本
戦艦の乗員と編制 科学技術の粋を動かす専門家たちの配置
海軍の階級と軍服 多くの国民の憧れだった帝国海軍軍人
戦艦に乗るには?(志願から配属まで) 戦艦乗りは帝国海軍軍人の憧れの的!
海軍兵学校・機関学校・経理学校 帝国大学よりも難関だった海軍三校への入学
戦艦の一日 月月火水木金金の厳しい訓練の日々
海軍の食事 厳しい勤務を支えた多彩なメニュー
乗員たちの休日 乗組員が階級を問わず待ちこがれた上陸休暇
海軍用語と隠語 仲間意識の強い海軍軍人の間で通じた言葉
太平洋海戦史に残る軍人たち① 日米開戦時の海軍首脳・艦隊の指揮官
太平洋海戦史に残る軍人たち② 太平洋戦争後半期における連合艦隊司令長官
太平洋海戦史に残る軍人たち③ 第一線での戦闘指揮官
コラムfrom大和ミュージアム館長 大和ミュージアム収蔵の大和型戦艦関係資料
 
第3章 戦艦の登場と日本海戦史
日本海軍の誕生(海軍操練所) 幕末開国時代より海軍士官養成開始
戦艦の登場 最初の戦艦導入はイギリスに発注した「扶桑」
日清戦争 帝国海軍初の本格的な海上戦闘と勝利
日露戦争①(六六艦隊を目指して臥薪嘗胆(がしんしょうたん)) ロシア海軍を仮想敵とした軍備の大幅拡充
日露戦争②(日本海海戦) 世界史に例を見ない帝国海軍の完全勝利
国産戦艦の登場と「ドレッドノート」 日露戦争後の本格的な戦艦・巡洋艦の国産化開始
第一次世界大戦と日本海軍 世界最大最強戦艦の国産化をついに達成
日本海軍の近代化 軍縮条約下での既製艦の戦闘力増大への努力
昭和期の軍拡と対米作戦計画 アメリカ艦隊との決戦を意識した軍備と戦略
戦艦「大和」「武蔵」の建造 史上最大の46センチ砲搭載艦の建造開始
太平洋戦争にのぞむ日本の戦艦 山本五十六による作戦方針の抜本的転換
真珠湾攻撃 アメリカ戦艦群撃滅を第一目標とした航空攻撃
マレー沖海戦 海上戦闘の主役が戦艦から航空機へと交代
ミッドウェー海戦 日本海軍の攻撃が削(そ)がれた戦争の転換点
ソロモン海戦 ガダルカナル島をめぐる日米両海軍の死闘
マリアナ沖海戦 日本海軍がアメリカ艦隊に挑んだ最後の艦隊決戦
レイテ沖海戦 日本海海戦から40年。世界史上最大の海戦!
戦艦「武蔵」の最期 レイテ湾突入目前にシブヤン海で沈没
戦艦「大和」の最期 帝国海軍水上部隊の最期と戦艦時代の終焉(しゅうえん)
敗戦の日と帝国海軍解体 日本降伏時の残存艦艇がたどった運命
戦後と「戦艦時代」の終焉 第二次世界大戦末期から戦後の列強の戦艦建造
コラムfrom大和ミュージアム館長 大和ミュージアムの大和型戦艦収蔵資料(写真)
 
第4章 最強の軍艦 戦艦コレクション
日本の戦艦の特徴 最大最強艦の国産化を目指した不断の努力
富士型戦艦「富士」「八島」 海軍最初の装甲戦艦をイギリスで建造
敷島型戦艦「三笠」 日本海海戦完全勝利を象徴した栄光の戦艦
薩摩型戦艦「薩摩」「安芸」 世界を驚かせた日本海軍初の国産戦艦建造
河内型戦艦「河内」「摂津」 弩級戦艦の国産化を目指した海軍の苦心
金剛型戦艦「金剛」 日本海軍が外国に注文した最後の主力艦
金剛型戦艦「比叡」 第3次ソロモン海戦で乱戦の末、力尽きる
金剛型戦艦「榛名」 金剛型戦艦でもっとも長命だった艦
金剛型戦艦「霧島」 ソロモン海域でアメリカ海軍新鋭戦艦と砲撃戦を行うも敗北
扶桑型戦艦「扶桑」 レイテ湾へのなぐり込み作戦で壮烈な最期
扶桑型戦艦「山城」 「扶桑」と同様に実戦で活躍できず……
伊勢型戦艦「伊勢」 世界に類のない航空戦艦として生まれ変わる
伊勢型戦艦「日向」 航空戦艦として再登場も航空機搭載の機会なし
長門型戦艦「長門」 長く日本国民に親しまれた世界最強戦艦
長門型戦艦「陸奥」 戦争中期に謎の爆沈を遂げた「日本の誇り」
大和型戦艦「大和」 最大最強艦だったが終始活躍の機会なし……
大和型戦艦「武蔵」 国内の民間造船所が建造した最大軍艦
超大和型戦艦計画 大和型の艦型を使用し、さらに巨砲を搭載へ
コラムfrom大和ミュージアム館長 大和ミュージアムの戦艦関係展示資料
 
第5章 日本海軍を彩る軍艦や艦艇
航空母艦(空母) 機動部隊の編制運用を日本が最初に本格化
重巡洋艦(重巡) 軍縮条約の主力艦制限のもとで重要な戦力に
軽巡洋艦(軽巡) 水雷戦隊や潜水戦隊の旗艦という独特な役目
駆逐艦 高速・重雷装を実現したが対空対潜能力が犠牲に
潜水艦 隠密性よりも水上の高速航行を重視
その他の艦艇 日米開戦後ほどなく対潜艦艇が重要に
著者のあとがき
主要参考文献
索引

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