決断の本質
特別寄稿 関ヶ原から戦後日本を考える(徳川家広)
第1部 大日本帝国の戦争
いま、「失敗の本質」から学ぶこと
鼎談 日本の失敗の本質はどこにあったのか(野中郁次郎/戸部良一/河野仁)
『失敗の本質』の読み方、活かし方(成毛眞/三谷宏治)
戦争の半世紀 大日本帝国が残したこと
非常に危うい軍事大国(原田敬一)
戦域拡大で潰えた帝国(小林英夫)
「臨時軍事費特別会計」とは何か(鈴木晟)
植民地経営は何のために行われたのか(加藤聖文)
強国日本が弱国中国に負けた理由(菊池一隆)
戦時体制下の『経済雑誌ダイヤモンド』を読む(坪井賢一/奥田由意)
第2部 戦前・戦中・戦後を結ぶもの
アメリカから見た日本外交(高原秀介)
日本を見つめる中国のまなざし(川島真)
いま、「開かれた国益」について考える(小原雅博)
安倍内閣は「総力戦体制」に回帰(野口悠紀雄)
日本企業のパラダイムチェンジ(米倉誠一郎)
日本近現代史の学び方(鈴木淳)
column 「兵役」で死ぬということ(原田敬一)
都心に残る 戦争の記憶と鎮魂の小旅行 [イラストマップ]みよこみよこ
第3部 日本国の平和
敗戦と占領 戦後日本の原点
敗戦前後の半年間(玉木研二)
column ポツダム宣言の真実(加藤聖文)
column 誰も戦後を覚えていない(鴨下信一)
占領時代に形づくられた戦後日本の原型(福永文夫)
軍政下の沖縄 1945~1972(川平成雄)
column 戦争を知らない大人たち(安彦良和)
戦後とは何か 70年の平和が意味するもの
戦後史の中の象徴天皇と家族の調和(山折哲雄)
マクロな世界史から考える戦後日本(山下範久)
戦後70年と日本国憲法(野坂泰司)
日米同盟の深層
日米安保条約と在日米軍基地(田岡俊次)
column USFJ 1 日米合同委員会とは何か(明田川融)
column USFJ 2 立ちふさがる米軍の壁
column USFJ 3 思いやり予算をやめれば基地は半減(前田哲男)
column USFJ 4 在日米軍の構造
column USFJ 5 沖縄米軍基地巡り(カベルナリア吉田)
東アジアの安全保障環境とパワーバランス(柳澤協二)