日本の歴史 6
- サブタイトル
- 自衛の戦争だった「昭和の大戦」 昭和篇
- 編著者名
- 渡部 昇一 著
- 出版者
- ワック
- 出版年月
- 2015年(平成27年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 294p
- ISBN
- 000060159
- NDC(分類)
- 210
- 請求記号
- 210/W46/6
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 「渡部昇一「日本の歴史」 6」(2010年刊)の改題、改訂。
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 アメリカの対日憎悪
アメリカこそ征服欲鮮明な国家
シナ大陸切り取り競争に参加したアメリカ
新たなるフロンティアは太平洋の西にある
シナ移民との激突
シナ人殺しが始まった
法律による日本人排斥運動
「人種差別継続」を決めた国際連盟
恐怖と憎悪が生んだアメリカの排日運動
日系人に対するアメリカの暴挙
「この大戦の遠因はアメリカ移民の問題にある」
対米感情を一変させた排日移民法
日本を追いつめた脅迫的「ハル・ノート」
マッカーサーも認めた「自衛戦争」
日英同盟を敵視したアメリカ
アメリカとカナダは「同じ穴の狢(むじな)」だった
シナの反日運動を利用したアメリカ
第2章 ファッショと社会主義の誕生
ホーリー・スムート法で始まった大恐慌
ブロック経済が日本とドイツを戦争に追い込んだ
浮上した「社会主義」経済思想
双生児だったヒトラーとスターリン
社会主義的経済政策は覚醒剤のようなもの
第3章 ソヴィエト社会主義と「右翼社会主義」
「天皇制廃止」に拒否反応を示した日本人
効果的だった治安維持法
治安維持法で死刑になった共産党員はいない
治安維持法の〝亡霊〟
軍国主義は「天皇親政」による社会主義
青年将校による〝昭和維新〟の実態
自由経済攻撃の生贄(いけにえ)となった財界首脳
〝クリーンな〟軍人、東條英機
〝天皇の官僚〟の台頭
「経済版の参謀本部」企画院の設立
いまなお残る統制経済の始まり
第4章 リーダーのいない「二重政府」の悲劇
関東軍はなぜ暴走したか
ロンドン軍縮会議が引き金となった統帥権干犯(とうすいけんかんぱん)問題
憲法上、軍部は政府の言うことを聞く必要はない
元老が死に絶えた不幸
第一次世界大戦の要因はプロイセン型憲法の欠陥
批判も改正も許されなかった明治憲法
信頼を失った日本外交
軍に乗っ取られた日本の政治
有名無実の「大本営」
命令系統なき戦争指導こそ昭和最大の悲劇
統帥権に〝復讐〟された軍部
茶飲み話のような「最高戦争指導会議」
第5章 満洲建国の必然性
関東軍出動は居留民保護のため
満洲建国は文明的な解決策
日本の保護を求めた溥儀
東京裁判における溥儀の虚偽証言
日本が主張した「アジア・モンロー主義」
「五族協和」の理想を掲げた満洲の繁栄
第6章 葬られたシナ事変の真実
悪しき先例となった満洲事変
中国共産党が仕組んだ盧溝橋事件
歴史から消された通州事件
計画的・組織的だった邦人居留民虐殺
蔣介石の〝戦争犯罪〟第二次上海事変
シナ事変の背後にいたソ連とドイツ
第7章 「南京大虐殺」の幻影
軍規を徹底させた南京攻略
「南京大虐殺」説の怪
なぜ誰も「虐殺」を知らなかったのか
抗議すらしなかった中国政府
非現実的な「大量虐殺」
南京の人口がひと月で五万人も増えた理由
どこから煙が立ったのか
中国兵の集団的不法行為
正規の戦闘による死も「虐殺」
投降兵と捕虜とは違う
連合国側の反日プロパガンダ
日本軍を悩ませた便衣隊
〝謝罪外交〟の国賊的行為
まず問われるべきは蔣介石の責任
原爆と東京大空襲という民間人大虐殺
陸軍を泥沼に追い込んだ文民統制
第8章 日本外交「二つの大罪」
「日米開戦」はチャーチルが仕組んだ
〝泥縄式〟に始まった対米戦争
日本の外交官が「奇襲攻撃」にしてしまった
真相を隠し続けた駐米大使たち
国を滅ぼしてもかばいあう体質
日米交渉の致命的な判断ミス
アメリカは〝皆の衆〟国家
話す相手を誤った日本政府
蔣介石の巧妙な対米外交センス
〝もう一人の大使〟の必要性
第9章 太平洋における攻防
日本軍に対抗できるのは米軍だけだった
命運を分けたミッドウェー海戦
神通力を失った零戦
日本軍に生まれた〝必死隊〟という概念
英米の犯罪「一般市民大虐殺」
「沖縄決戦」の犠牲
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