日本の「敗戦記念日」と「降伏文書」
- サブタイトル
- 編著者名
- 萩原 猛 著
- 出版者
- 論創社
- 出版年月
- 2015年(平成27年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 227p
- ISBN
- 9784846014148
- NDC(分類)
- 210.75
- 請求記号
- 210.75/H14
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 文献あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第I部 敗戦と「降伏文書」の調印
ヒトラー自殺、ドイツ敗北・無条件降伏
ドイツの敗北を、日本はどう受け止めたか
「ポツダム宣言」受諾せず、日本政府は黙殺
新型爆弾―広島・長崎原爆投下、ソ連参戦
京都はなぜ、原爆投下の対象外になったのか
原爆投下対象になぜ広島が選ばれたのか
聖断で「ポツダム宣言」の受託決定
天皇の玉音放送とクーデター失敗、阿南陸軍大臣の自殺
降伏条件の事前調整、マニラへ河辺参謀本部次長派遣
難航した「降伏文書」調印式の代表選定
「降伏文書」の調印式、東京湾・ミズーリ号艦船上で署名
寝耳に水の軍政布告、重光抗議、マッカーサーに撤回させる
天皇の利用で日本支配を決定した連合軍
降伏調印と敗戦処理の問題点はなにか
高校『日本史』教科書には、「降伏文書」の史料の掲載なし
日本には公的な「終戦記念日」も「敗戦記念日」もない
「九月二日」を公的な「敗戦記念日」と定めるべきである
第II部 教科書検定・記述問題といくつかの課題
教科書検定基準の規制強化
「ポツダム宣言」と「降伏文書」の記述
問われる「降伏文書」(一九四五年九月二日)の誠実な履行
検定済教科書の「カイロ宣言」、ヤルタ会談の記述について
「サンフランシスコ平和条約」について
領土問題に関して
南京大虐殺の検定意見、検定済教科書の記述について
侵略・進出に関する事例
慰安婦に関する事例
靖国参拝問題、東京裁判に関する事柄
当面の問題点と歴史の教訓と課題
主な参考文献
【史料1~10】
「カイロ宣言」(一九四三年一一月二七日)
「ヤルタ秘密協定」(一九四五年二月一一日)
「ポツダム宣言」(一九四五年七月二六日)
「終戦の詔書」(一九四五年八月一四日)
「降伏文書」(一九四五年九月二日)
「サンフランシスコ平和条約」(一九五一年九月八日)
「日中共同声明」(一九七二年九月二九日)
「慰安婦問題の河野談話」(一九九三年八月四日)
「村山内閣総理大臣談話」(一九九五年八月一五日)
「「歴史教科書」に関する宮沢内閣官房長官談話」(一九八二年八月二六日)
あとがき
資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。
- 担当:
- 図書情報部 図書係
- 電話番号:
- 03-3222-2573
- FAX:
- 03-3222-2626