図書センセキ ノ センゴシ000060077

「戦跡」の戦後史

サブタイトル1~10
せめぎあう遺構とモニュメント 岩波現代全書;072
編著者名
福間 良明 著
出版者
岩波書店
出版年月
2015年(平成27年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
282,2p
ISBN
9784000291729
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/F77
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

序章 戦跡の歴史社会学
第一章 「遺構への嫌悪」の忘却―広島平和記念公園・原爆ドーム 
遺構への拒否感
モニュメントの前景化
「平和利用」のアイデンティティ
遺構の発見と「継承のなかの断絶」
 
第二章 モニュメントの抱擁と憎悪―沖縄・摩文仁戦跡 
戦跡観光の困難
林立するモニュメント
遺構からの叛逆
 
第三章 逆輸入される「記憶」―知覧・特攻戦跡 
「特攻」との不調和
知覧イメージの逆輸入
特攻戦跡への傾斜
「記憶」と「継承」の構築
 
終章 戦争の痕跡と戦後 
遺構とモニュメントのねじれ
固有性の喪失と他者の眼差し
戦跡の位相差と戦後の歪み
戦跡というメディア
注  
エピローグ 
掲載写真 出典一覧