図書キンゲンダイ ジョセイシ ロン000060041

近現代女性史論

サブタイトル1~10
家族・戦争・平和
編著者名
永原 和子 著
出版者
吉川弘文館
出版年月
2012年(平成24年)2月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
323,7p
ISBN
9784642038126
NDC(分類)
367.21
請求記号
367.21/N13
保管場所
閉架一般
内容注記
索引あり
和書
目次

まえがき
I 家族・家庭
平民主義の女性論・家庭論 ―『国民之友』と『家庭雑誌』―
はじめに
『国民之友』と『家庭雑誌』について
平民主義の婦人論
平民主義の家族制度論
おわりに―平民主義婦人論の変質―
良妻賢母主義教育における「家」と職業
はじめに
学校教育における「家」と職業
女子職業熱と職業教育論
家事職業論―新しい良妻賢母論―
おわりに―高等教育要求の運動―
木村鐙子の良妻賢母思想 ―『木村能二・鐙子往復書簡』から―
はじめに
木村鐙子の生い立ち
鐙子の静岡時代
熊二の女性観
東京における鐙子の活動
明治女学校設立に向けて
おわりに
 
II 生活・地域
民俗の転換と女性の役割
はじめに
女性をめぐる民俗の近代化
農村生活の変容
結婚式にみる都市と農村
おわりに
地方史のなかの女性を考える
はじめに
家計簿にみる商家の生活と主婦
募集人のみた製糸労働者
おわりに
女性・生活からみた地域の歴史 ―静岡県小山町を例に―
はじめに
大正から昭和へ 女工・主婦・娘のくらし
農村の民主主義
生活を変える試み
農村の高度成長と家庭・子ども・青年
おわりに
 
III 戦争・平和
『婦女新聞』にみるアジア観
はじめに
「隣国の婦人」論の形成
安井哲・河原操子とアジア
韓国併合と『婦女新聞』
福島四郎の朝鮮・満洲旅行とその後
おわりに
大正・昭和期農村における婦人団体の社会的機能 ―愛国婦人会茨城支部をめぐって―
はじめに
茨城県における愛国婦人会の成立
大正期の愛国婦人会
昭和期における愛国婦人会
おわりに
女性統合と母性 ―国家が期待する母親像―
はじめに
期待される母親像
女のくらしの諸相
母よ家庭に帰れ
母の「戦陣訓」
戦時下の母性保護の意味
おわりに
女性はなぜ戦争に協力したか
はじめに
女の生活の課題
戦争政策の陥穽
参加と協力の破碇
おわりに
戦争と女性
はじめに―なぜ戦争に加担を―
与謝野晶子の思想
戦争への道と与謝野晶子
国の戦争政策と女性
おわりに―女性の真の自由と平等のために―
戦後女性運動再考 ―地域の視点から「平和」「自立」を考える―
はじめに
地域女性運動における平和・いのち
地域運動における主婦の自立への模索
おわりに―二一世紀の課題―
初出一覧
あとがき
索引