最後の雷撃機
- サブタイトル
- 生き残った艦上攻撃機操縦員の証言
- 編著者名
- 大沢 昇次 著
- 出版者
- 潮書房光人社
- 出版年月
- 2012年(平成24年)9月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 283p
- ISBN
- 9780000000000
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/O74
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第一章 憧れの海軍航空隊へ
少年電信兵志願
"祝入団"の幟に送られて
霞ヶ浦海軍航空隊での試験
三式初歩練習機での訓練
単独飛行
九三式中間練習機課程
《参考》第四十三期操縦練習生採用試験問題(国語・数学)
第二章 雷撃機操縦員
館山航空隊の八九式艦上攻撃機
鈴鹿航空隊へ転勤
宇佐航空隊での友の殉職
大先輩の死
赤城での着艦講習会
太平洋戦争開戦
筑波空で「赤トンボ」の教員に
習うほうより教えるほうがぐったり
筑波時代のエピソード
搭乗員の休日
第三章 空母翔鶴艦攻隊
憧れの母艦搭乗員に
航空母艦「翔鶴」
トラック島への航海
母艦での艦内生活
忍び寄る影
トラック島春島
春島の「水天宮様」
南洋の美人
物欲を知らない楽園
マラリアと蚊とヤモリ
電撃訓練
第四章 ブーゲンビル島沖航空戦
キャビイン進出
暗夜の進撃
夢中の初陣
帰還
戦果―誤認と誇張
第五章 タロキナ沖攻撃
二度目の出撃
被弾―自爆か、着水か
暗夜の海上の恐怖
月明かりに見えた島影
敵機の目を盗んで
死の海からの生還
ジャングルの一本道
ブインで身にしみた戦友愛
潜水艦に便乗して帰還
翔鶴艦攻隊の悲運
トラック島で切った自分の"遺髪"
ブーゲンビル島の思い出
第六章 北の海で
内地帰還直前の悲劇
渡辺大尉との別れ
北千島派遣隊
北海道の思い出に
択捉島での不時着
飛行服での雪中行軍
幌筵島武蔵基地到着
哨戒飛行は寒さとの戦い
重永機の事故
霧の占守島へ
飛行機ふたたび南方へ
北千島の思い出
楽しかった千島での生活
第七章 台湾沖航空戦
覚悟の離陸
二百機の大編隊
十七機での進撃
突撃
退避
弾片の雨の中を
友は還らず
敵も己も知らなかった日本軍の悲劇
第八章 フィリピンでの戦い
渡辺大尉の来訪
比島クラーク基地
援護なしの昼間攻撃決定
白昼のレイテ湾攻撃
千載一遇の好機に
奇襲
もう一度レイテ湾へ
比島上空は米軍の空に
蟻地獄
マニラにて
ダバオから内地へ
第九章 沖縄作戦・特攻・終戦
東京大空襲の夜
沖縄戦―喜界ヶ島進出
田邊飛曹長の特攻出撃
戦友たちの特攻
特攻への葛藤
八丈島通い
戦争最後の日々
終戦―最後の飛行
あとがきにかえて
著者軍歴
攻撃第二五二飛行隊搭乗員名簿
太平洋戦域要図
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