図書カタリツグ センソウ ノ キオク000059925

語り継ぐ戦争の記憶

サブタイトル1~10
戦争のない平和な世界をめざして
編著者名
日本婦人有権者同盟出版部 編
出版者
日本婦人有権者同盟
出版年月
2015年(平成27年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
306p
ISBN
9784899812531
NDC(分類)
916
請求記号
916/N71
保管場所
閉架一般
内容注記
年表あり
和書
目次

はじめに(小池牧子)
国家総動員―勤労奉仕・学徒動員・挺身隊
戦争は子どもから、学びと遊びを奪った(小山家司子)
兄の遺言(下村シズ子)
勤労動員の日々(鳥海哲子)
戦時中、山村では(藤本好子)
軍需工場に動員されて(松山玉江)
 
戦中・戦後の生活・教育
戦火の中、「銃後の守り」で子どもたちを育てました(金原愛子)
一途に勝利を信じた(塩原トシ子)
戦争を知らない人たちへ(靜間敏子)
私は少国民(滝沢恭子)
兄が母子心中と間違えた「白米のご飯」(田屋昌子)
戦時下の女学生の記憶(三宅泰子)
生徒たちと空襲に怯えた日々(山田君代)
 
疎開―集団学童疎開・縁故疎開
集団疎開・縁故疎開を経験して(小網圭子)
封印された記憶(原利子)
 
思想統制と疑心暗鬼の社会―特高・治安維持法
子どもの眼でみた戦争―私は「スパイに通報した子」?(池谷まゆみ)
二度と経験したくない!―伯父の悲劇と治安維持法・その類のこと―(石渡栄子)
 
東京大空襲
国民に知らされずに戦争は始まった(淡島富久)
焼け跡からの脱出(玉木智恵)
空襲、空襲の毎日でした(二木元子)
城北大空襲の記憶(向井承子)
 
沖縄地上戦―ひめゆり隊
収容所からの帰郷―孤児たちとのふれ合いが、戦後の生き方を決めた―(津波古ヒサ)
 
地方都市の空襲―岡山・水戸・仙台・郡山・岐阜・宮崎・熊本・鹿児島
空襲 足の裏の熱い感触(片岡貴美子)
水戸大空襲と、平和記念館設立(酒泉松枝)
兄たちの死と、仙台大空襲(鈴木ふみ)
心細かった空襲の夜(永井泰子)
ガダルカナルの丘で(本多美恵子)
学徒出陣式と宮崎空襲(松澤郁子)
成長してから知る教育の恐ろしさ(山田リウ子)
鹿児島での私の戦争体験(山内絢子)
 
原爆の投下―ヒロシマ・ナガサキ
「水、みず」と手を差し伸べられ(伊藤美代子)
長崎に原爆が投下された(幸尾妃梠子)
被ばくという十字架を負った私の姉たち(鈴木恭子)
破れた屋根から見えた青空―原爆体験から思うこと―(田中稔子)
 
出征・強制連行
七十六年目の父との出会い(小宮山ミヨ子)
五十年目の死亡通知書(平田ムメ)
父は帰って来なかった(本間陽子)
 
外地からの引き揚げ―満州・朝鮮・樺太
闇船で日本海を渡る(飯田泰子)
氷点下数十度と、飢え(花房美子)
満州から朝鮮へと逃れ、博多港へ(古澤佳美)
遠い焚火(松田宣子)
私は〝デ・ラシーウァ〟(松本美保子)
あの夏 山河を越えて―終戦・引き揚げ・市川房枝との出会い―(山口美代子)
 
平和な世界へ
国民学校最後の世代から(秋山淳子)
軍隊があるということ(瀧澤和子)
敗戦の時、私は八歳だった(西山正子)
加害の事実も語り継ぎたい(松島赫子)
 
資料
年表―私たちが生きた時代の戦争
筆者紹介
あとがき(荒木のり)