図書イッカイ ノ パン000059920

一塊のパン 下

サブタイトル1~10
ある学徒兵の回想
編著者名
上尾 龍介 著
出版者
中国書店
出版年月
2015年(平成27年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
409p
ISBN
9784903316475
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ka38/2
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

第三章 シベリアでの抑留生活
収容所生活の始まり
〝飢餓行軍〟
タイガの中の丸太小屋収容所
食べ物の話に花が咲く
積雪の中の伐採作業
虱との戦い、深まる飢餓
寒さと飢えと重労働、そして凍傷
身体検査
脱走兵が加わる
収容所での死
斎藤伍長と高山伍長のこと
生還した井上との会話
元憲兵隊が転入してくる
飯盒を盗まれる
「強制労働」としての伐採
倒木の下敷きになり眼鏡を壊す
死者の飯を盗んだ者
思想工作
伐採作業最後の日々
新しい収容所
〝下痢作戦〟にて三級に留まる
「ダモイ・トウキョウ」
一塊のパン―石井との再会
病弱者集団の生活
 
第四章 出発、そして故郷へ
北部朝鮮・清津へ
従軍看護婦の記録
古茂山収容所の将校たち
作業服から軍服に着替える
竹本滋君の死を知る
収容所からの半数移動組に入る
敗戦処理と捕虜
平壌での家族の生活
家を接収されて引越す
家族の引き揚げ
三合里収容所にて
学徒動員に思う
シベリア抑留者と北部朝鮮残留者
復員―故国へ
上尾龍介軍歴関係資料
その後―あとがきにかえて(秦摩耶)