永田鉄山昭和陸軍「運命の男」
- サブタイトル
- 文春新書;1031
- 編著者名
- 早坂 隆 著
- 出版者
- 文藝春秋
- 出版年月
- 2015年(平成27年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 278p
- ISBN
- 9784166610310
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/N25
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 文献あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第一章 諏訪時代
故郷に佇む胸像/生誕/高島尋常小学校/父親の死/上京/生家の現在
第二章 陸軍軍人への道
ドイツ語の習得/岡村寧次との出会い/陸軍中央幼年学校/母親の病い/陸軍士官学校/日露戦争の勃発/ポーツマス条約の締結/朝鮮半島への赴任/陸軍大学校/結婚
第三章 国防への意識
教育総監部/軍令陸第一号の制定/ドイツへの赴任/永田家の墓地/意外な一面/スウェーデンへの赴任/総動員体制の研究/臨時軍事調査委員会委員/部下とのつきあい方/第一次世界大戦の終焉/三度目の渡欧/バーデン=バーデンの密約/スイスからの手紙/大正デモクラシー/
スイスとの比較/陸軍大学教官/軍務局軍事課高級課員
第四章 総動員体制の構築を目指して
学校配属将校制度/整備局/自動車産業の育成/鈴木貞一との協力/双葉会と木曜会/少年団運動への協力/張作霖爆殺事件/歩兵第三連隊兵舎跡/真崎甚三郎との出会い/軍務局軍事課長/中国への視察旅行/三月事件/五課長会の発足/今村均の抜擢/矢崎勘十への書翰
第五章 満州事変への対処
満州事変の勃発/事変への対応/十月事件/満州国の建国/参謀本部第二部長/五・一五事件/リットン調査団
第六章 派閥抗争
統制派と皇道派/深まる対立/某大尉とのやりとり/国際連盟脱退/永田の戦争観/歩兵第一旅団長への転補/家庭での永田/軍務局長/部下思いの性格/石山賢吉との面談/統制派による人事/陸軍パンフレットの配布/陸軍士官学校事件/非合法活動の否定/予算の編成/
渋谷での生活/天皇機関説と国体明徴運動/満州への視察
第七章 揺れる陸軍
真崎甚三郎の辞職/相沢三郎/相沢の思想/怪文書の流布/軍事参議官会議/永田と相沢の対面/粛軍に関する意見書/迫り来る危機/殺意/欒州事件/近付く二人/絶筆
最終章 暗殺
一人の侵入者/真昼の凶行/広がる動揺/心肺停止/身柄の確保/訊問開始/無言の帰宅/新聞各紙の報道/納棺式/犯人の公表/告別式
エピローグ
林銑十郎の辞任/公判/相沢狂人説/刑の確定/銃殺刑/日本陸軍のその後/青山霊園/胸像が見つめるもの
あとがき
参考文献
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