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太平洋戦争「敗戦」の検証

サブタイトル1~10
敗因を、外交、戦略・戦術、兵器から徹底考察! 別冊宝島;2362
編著者名
出版者
宝島社
出版年月
2015年(平成27年)8月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
127p
ISBN
9784800241917
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Ta51
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり
和書
目次

70年後の我々が考えるべきこと
【巻頭グラビア】 戦後70年を迎えて再検証する 太平洋戦争 日本軍の歩み
太平洋戦争戦域地図と満州事変から終戦までの太平洋戦争年表
絶対に勝ち目がない! 日米の「圧倒的な国力の差」
【第一章】
中国戦線の泥沼と、超大国の圧力に苦悩する日本 開戦前夜
崩壊への序章、短期間で決着する紛争のはずが…… 満州事変と上海事変
不拡大方針は潰えて、日本は全面戦争の泥沼にはまりこむ 日中戦争
強硬姿勢を強めるアメリカ、日本は外交交渉に活路を求めたが…… 日米交渉
【検証コラム①】 アメリカと戦う理由は石油だけ 石油をめぐる暗闘
 
【第二章】
南方資源を奪取せよ!空前の大侵攻作戦を発動 緒戦の快進撃
「奇襲」成功、山本長官は賭けに勝ったのか!? 真珠湾攻撃
“東洋のジブラルタル”シンガポール攻略をめざした電撃作戦 マレー作戦
石油、ボーキサイト……日本が欲した戦略資源の宝庫 蘭印作戦
【検証コラム②】 なぜ失敗したのか?その要因を検証する 日本おシーレーン防衛
 
【第三章】
破竹の進撃の象徴、無敵機動部隊が壊滅 ターニングポイント
インド洋作戦発動、戦域は果てしなく広がる…… インド洋作戦
山本長官の大博打ふたたび……が、賽の目は「大凶」に ミッドウェー海戦
壮絶な消耗戦、日本の国力はついに限界を超えた ソロモン諸島の戦い
太平洋戦争最大の犠牲者を出した最も過酷な戦場 ニューギニアの戦い
 
【第四章】
「日本の生命線」が大攻勢で脆くも崩壊 敵の攻勢は止まず
国境の険路に阻まれた「戦局挽回」の夢想 インパール作戦
破られてはならない危険領域「絶対国防圏」の崩壊 マリアナ諸島の戦い
【検証コラム③】 失敗に終わってしまった大本営の目論見 捷号作戦と天号作戦
虎の子の「大和」「武蔵」を投入、秘策に賭けた日本海軍最後の総力戦 レイテ沖海戦
 
【第五章】
喉元に迫る敵に、もはや為す術なし 絶体絶命の窮地
日本の各都市が焼け野原に。国力は衰退の一途 本土空襲
10万の島民も犠牲に。凄惨な地上戦が始まる 沖縄戦
ソ連軍、満州へ侵攻。もはや日本軍に抗う術もなく…… ソ連の対日参戦
【特別インタビュー】 5名の識者が考察する「敗戦」
倉山満 「シンガポール占領直後の講和を拒否した東條首相の敗戦責任」
田母神俊雄 「山本五十六長官はもっと部下をきちんと監督すべきでしたね」
佐藤優 「日本の情報戦能力はアメリカよりも上でした」
戸髙一成 「艦隊決戦のチャンスはあった!!『大和』の使い道もあったはず……」
門田隆将 「日本の強みは、昔も今も“現場力”なんですよ」
歴史に「もしも」があるならば……
太平洋戦争にまつわるif(イフ)を徹底検証
if① もしも満州にアメリカ資本を参入させていれば?
if② もしも蒋介石が停戦に応じていれば?
if③ もしも日本がハル・ノートを受け入れていたら?
if④ もしも日本の宣戦布告が遅れていなければ?
if⑤ もしも南雲長官が第2次攻撃を実行していれば?
if⑥ もしも日米の艦隊決戦が起こっていれば?
if⑦ もしも英蘭だけに宣戦布告していれば?
if⑧ もしもインド洋作戦を中止していれば?
if⑨ もしも日本軍がソロモン方面に侵攻しなければ?
if⑩ もしもインパール作戦が成功していれば?
if⑪ もしも日本軍が持久戦に徹していれば?
if⑫ もしも軍部が八木アンテナの重要性に気付いていれば?
if⑬ もしも戦艦「大和」がレイテ湾に突入していれば?
if⑭ もしも戦艦「大和」とアメリカ戦艦部隊が戦っていれば?
if⑮ もしも本土決戦が起こっていれば?
if⑯ もしも日本の降伏がもっと早ければ?