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大東亜戦争と本土決戦の真実
サブタイトル1~10
日本陸軍はなぜ水際撃滅に帰結したのか
編著者名
家村 和幸 編著
出版者
並木書房
出版年月
2015年(平成27年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
259p
ISBN
9784890633296
NDC(分類)
391.2
請求記号
391.2/I21
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり
和書
目次
はじめに―昭和二十年七月初頭
第一章 上陸作戦と対上陸作戦
上陸作戦とは?
対上陸作戦とは?
第二章 日本陸軍の対上陸作戦思想の背景
元寇
林子平の『海国兵談』
吉田松陰の「黒船撃滅作戦」
第三章 明治陸軍の国土防衛とプロシア流戦術
プロシアシ式戦術教育の導入
鎮台制から師団制へ
第四章 大東亜戦争―島嶼守備作戦と松代大本営
島嶼守備作戦から本土決戦へ
大本営移転計画とインパール作戦
松代大本営と内陸作戦
第五章 対上陸作戦思想の混迷
後退配備・沿岸撃滅か、水際撃滅か?
後退配備が包含する重大な問題
水際撃滅思想の普及
第六章 沖縄作戦の「戦訓」
沖縄作戦における水際撃滅の放棄と持久戦
沖縄戦場から帰還した将校による証言
沖縄作戦の戦訓がもたらした意識改革
艦砲射撃は日本軍に損害を与えなかった
第七章 日本陸軍の「覚悟」―水際撃滅の徹底へ
「自己健存思想」を打破する先人の偉業
水際撃滅とは「刺違い」の戦いである
人的戦力の充実と特攻戦法の開発
第八章 作戦構想の変更と第一線部隊の戸惑い
「水際撃滅」以前
「水際撃滅」の徹底
第九章 本土決戦に勝算はあったか?
前線も銃後もない「軍民一体」の戦い
米軍の上陸作戦構想と日本軍の勝算
第十章 大東亜共同宣言とポツダム宣言
大東亜共同宣言
カイロ宣言
ポツダム宣言
第十一章 日本陸軍の「終戦」戦略
アメリカの対日戦略の変化
日本陸軍の対米「終戦」戦略
日本陸軍の対ソ「阻止」戦略
終戦
おわりに―『国體』を危うくした日本陸軍の「内なる敵」
主要参考文献
あとがき