図書カイソウ ノ オウクウ ヤセンタイ000059804

回想の横空夜戦隊

サブタイトル1~10
ある予備士官搭乗員のB‐29邀撃記
編著者名
黒鳥 四朗 著/渡辺 洋二 編
出版者
光人社
出版年月
2012年(平成24年)2月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
253p
ISBN
9784769815136
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ku77
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに
第一章 予備学生志願から訓練へ
木材を勉強の対象に
直前でコースを急変
飛行機乗りへの第一歩
なにもかのが初体験
偵察員の訓練、容易ならず
夜戦こそわが望み
 
第二章 横須賀航空隊における錬成(れんせい)
名門部隊にやってきた
初体験の料亭で
硫黄島進出のあとさき
事故遺体を検死する
零戦と「雷電」の着陸事故
新夜戦には「彗星」を
陸軍から訪れたつわものたち
たくまざる人格者、山田大尉
市川少尉から受けた海軍教育
工藤飛曹長、倉本上飛曹と見たB-29偵察機
夜戦搭乗員は多士済々(さいさい)
木南上飛曹がかいた冷や汗
操縦の士官、整備の士官
 
第三章 敵機来襲下のできごと
意識と実際とのギャップ
遊廓(ゆうかく)の巡回も任務のうち
ガンルームでのあつれきなど
主計科下士官になめられた
グラマンが「銀河」を襲う
下町炎上の断片
誘導実験、不首尾ののち
横空にいた老兵たち
 
第四章 苛烈な夜の邀撃戦
発進を待つあいだ
ついに初交戦!
戦果に水をかける飛行長
待遇一変
打たれた注射は「暗視ホルモン」
隊内と民間の食糧事情
燃料に酔った
「天雷」テストの手ひどい余波
夜空の大空戦へ飛び立つ
「カモ一機撃墜」
急降下でもぐりこむ
燃え落ちる巨鯨
きわどく帰投
悲痛な病室
山田隊長亡きあと
 
第五章 末期における横空の諸事情
長官表彰を受けて
従弟(いとこ)が部屋に現われた
大役、葬儀委員長
さま変わりの任務
眼前で落ちた「秋水」
片車輪の「東海」を誘導
最後の半月間
「日本は負けました」
 
第六章 敗戦ののちも勤務を続行
横空に残る
要務士は小学校の同級生
横須賀から東京・築地へ
生きるあてなき毎日
 
第七章 後遺症と闘った戦後
買い出しに苦労する
白紙答案を提出
恐怖の満員電車
組合に立ち向かう
サッカーをやりすぎて
九州でも心身の苦しみ
元軍医少尉の謝罪
著者あとがき
編者あとがき