金馬のいななき
第一部 金馬の昭和
第一章 先代金馬師匠との出会い
二つの誕生日
五銭満腹ホール
当時の深川
子供の娯楽
おやじとおふくろ
初めての落語
観音様と楽天地
お坊さんか、落語家か
落語家になりたい
秦豊吉社長の前で初高座
金馬師匠に入門
三代目・三遊亭金馬
寄席へ出勤する
初高座
東宝での前座修業
内で誌
師匠の家族
噺の稽古
お囃子の稽古
寄席と戦争
下町大空襲(昭和二十年三月)
師匠と終戦を迎える
戦時中に出会った師匠たち
初代・柳家権太樓
七代目・林家正蔵
四代目・柳家小さん
五代目・柳家小さん
金原亭馬生
三遊亭歌笑
山遊亭金太郎(桂小南)
三遊亭銀馬
二代目・三遊亭円歌
第二章 戦後の青春
戦後第一号の二つ目
戦後の東宝名人会と林家三平さん、香葉子ちゃん
「新宿帝都座」と「早稲田ゆたか」
ラジオに出演する
腹話術
銀座「花香」で出会った三人組
お座敷へ押し掛け出演
花香の女将さん
貞丈先生のこと
一龍斎貞鳳という人
江戸家猫八さん
酒と仕事
地方の仕事へ
楽屋のクスリ、博打
テレビの試験放送に出演
歌笑、死す
三木鶏郎さんの思い出
トニー谷とラジオでレギュラー出演
「いななく会」発足
もく星号墜落事故
五代目・柳亭左楽の葬儀
結婚まで
新婚生活
師匠の鉄道事故
日本テレビに出演
第三章 「お笑い三人組」時代
「お笑い三人組」始まる
音だけでもわかるテレビコメディ
金語楼師匠と共演
番組の模様替え
公開中継のやりかた
リハーサルとハプニング
「お笑い三人組」の十年
第四章 真打昇進
真打昇進
正岡容さん
落語でも売れはじめる
ネタを増やす
「歌のDPE」とカメラ趣味
映画に主演する
新宿に家を建てる
子供たちとの陳情
創作落語会発足
「子なさせ地蔵」
東京と大阪を往復
円歌師匠、金馬師匠が相次いで逝去
第五章 金馬襲名
四代目・金馬を襲名へ
落語協会加入
襲名披露興行、始まる!
寄席へ出勤する
「淀五郎」で芸術祭優秀賞
神楽坂で「毘沙門寄席」を旗揚げ
桂文楽師匠の思い出
古今亭志ん生師匠の思い出
志ん生と金馬
落語協会分裂
圓生師匠の芸
第六章 国立演芸場の設立
住吉踊りと志ん朝
林家三平逝去と東宝演芸場の閉鎖
国立演芸場の建設
国立演芸場、落成する
金原亭馬生逝去
真打試験、談志一門脱退
大病を乗り越える
第二部 金馬のネタ帖
第三部 金馬これから
健康法
家族
弟子
いちばん面白いこと
巻末資料
興行のプログラム、「お笑い三人組」台本、映画データなど
あとがき