図書目録コレガ エンカ ノ ミチシルベ資料番号:000059715

これが圓歌の道標

サブタイトル
編著者名
中沢 円法 著/三遊亭 圓歌(3代目) 著
出版者
東京新聞出版局
出版年月
1998年(平成10年)9月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
229p
ISBN
9784808306496
NDC(分類)
779
請求記号
779/N46
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第1章 落語人生の始まり
「あの日」は新大久保で
吃音矯正のため落語家を志す
弟子入りで“新大久保!”
ノブオから芸名は“歌治”に
“へー”だけで一カ月
“失敗”が受けた初高座

第2章 修業時代
一人しかいなかった前座
小さん師匠(五代目)の涙
ふしぎな居候生活
出戻りばったり師匠に
「“みやげ”持って来い」の意味
人生には偶然がいっぱい
『授業中』誕生の秘話
焼け跡の寄席から

第3章 ふるさと向島
育ちは向島、ばばと一緒
向島の駄菓子屋さん
難読駅名「チョウマンブ」
吃音を芸に生かす
二つ目昇進、歌奴に
知らぬ間に「先例破り」
習慣にはそれなりの意味が
『濹東綺譚』の舞台は遊び場
悪童グループの「さそり捕り」
情けなかった夕方の独りぼっち
映画好きはおばあちゃんから
戸籍謄本の焼失で若くなる?
荷風と玉の井のこと
芝居・実演もちょくちょく

第4章 師匠の死と“あの道”
芸を取るか女を取るか
初恋は涙の別れに
咄づくりは映画館の中
新作の苦労
コントにも出演、失敗も
「お笑い三人組」のそもそも
亡くなったかみさん和子
印象に残る真打披露の祝辞
師匠の死に直面して

第5章 映画、レコードと売れっ子に
映画初出演とその仲間
つぎつぎ映画に
撮影所の礼儀
高給で雇った変な運転手
映画の面白さにハマる
憧れの“金さん”役

第6章 真打までの十四年
前座時代の若手
「べけんや」の文楽師匠
「巨漢の赤鬼」馬風さん
ふしぎな音曲師
彦六師匠ご難
好江さんを思う
若き日の小さん師匠
仲間うちでの余興
貞丈師の最後の教え
初代権太楼の爆笑咄
いきで威勢のいい三亀松師匠

第7章 師匠・先輩たちのすごい芸
三平君の父親と師匠
サービス精神の三平落語
無邪気だった先代円歌師匠
衣食の兄弟弟子たち
破門だぁ出ていけ!
浪曲の芸名は木村歌若
多くの師匠から古典物を
結構の勝ちゃん
すごい芸とは
古典物には向き不向きも

第8章 付き合いの輪
すべてに派手な寛美さん
美智也、英雄とは三兄弟
三日月党は時代劇ファン
プロダクションと私
所属プロを退社
辞めたが一年間無収入
五所平之助監督のこと
初めての海外旅行は香港
家を探して、麹町に
落語家が麹町に住むとは
歌奴芸能学院のこと
勢いに乗って劇団も旗揚げ
「扇子一本」に専念

第9章 「圓歌」襲名と中沢家の人々
三代目を継ぐことに
襲名披露の扇子に総理の諸
代々の総理にも目をかけられる
盛大だった襲名披露宴
仕事も遊びも大忙し
かみさん・和子病む
「ご褒美」に家の建て替え
かみさんの心意気
最後の別れは二人だけで
本当の「中沢家の人々」は
弟子のおかげで生きられた

第10章 仏道に身をよせて
伊豆の出合い
思わず出た本音
和子の三回忌と今のかみさん
盛大な結婚披露宴
出家した二つの理由
いまは謄本もすべて中沢円法
修行中に心臓発作
落語協会会長に推される
飲み遊ぶ「歌友会」
弟子が来るのは嬉しいこと
“墓が承諾”の変な弟子
雲水姿で旅をしたい

あとがき

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