上田市誌 近現代編7
口絵
刊行のことば(上田市誌刊行会長上田市長 平尾哲男)
監修のことば(東京大学名誉教授・前国立歴史民俗博物館長 石井進)
まえがき
凡例
第一章 明治・大正時代の市民生活
第一節 明治維新と市民生活
一 慶応から明治へ
(1)上田藩の立場と情勢
(2)新しい政治へ
二 戊辰戦争と上田藩
(1)戊辰戦争
(2)戊辰戦争への惨禍
(3)明治二年の巳年騒動
三 城下町から町制時代へ
(1)上田の文明開化
(2)徴兵制と西南の役
(3)明治天皇の御巡幸
第二節 明治後期の市民生活
一 飲料水に悩んだ町
二 日清戦争のころ
三 日露戦争のころ
第三節 大正期の市民生活
一 大正デモクラシー
(1)大正デモクラシーと市民
(2)生活の向上
二 養蚕景気と上田
(1)景気にわく上田
(2)市制の実施
(3)関東大震災
(4)第一次世界大戦とシベリア出兵
第二章 十五年戦争と市民生活
第一節 経済恐慌下の市民生活
一 世界恐慌
(1)変わる生活
(2)恐慌のまえぶれ
(3)世界恐慌
(4)金融不安
二 不況対策
(1)失業・不況対策
(2)上田飛行場
(3)自力更生への動き
(4)更生運動
(5)満州移民
三 社会運動の広がり
(1)教員給料の減俸
(2)電灯料の値下げ争議
(3)小作争議
四 市民生活と娯楽
(1)市民の生活
(2)娯楽を求める市民
第二節 満州事変から日中戦争へ
一 満州事変と市民
(1)戦争への道
(2)思想弾圧
(3)「軍国の春、上田」の催し
(4)銃後の活動
(5)農業生産の工場へ
二 日中戦争と市民
(1)日中戦争へ
(2)長期の戦時体制へ
(3)農村の体制
(4)経済統制
(5)上田飛行場の拡張
(6)国内引きしめの強化
第三節 太平洋戦争と市民生活
一 太平洋戦争と戦時体制
(1)開戦と市の対応
(2)戦局の推移
(3)国民を操る
(4)総動員体制
二 厳しい耐乏生活
(1)乏しい食糧
(2)少ない配給の量
(3)生活必需品の配給
(4)戦時下の生活の中で
三 市民の安全と生活
(1)敵機の来襲に備えて
(2)厳しい労働
(3)健康保険組合の設立
四 地下工場の建設
(1)上田へきた軍需工場
(2)地下工場建設へ
五 学童疎開
(1)疎開してきた子供
(2)学童疎開を受け入れた村
六 上田の空襲
(1)はじめての空襲
(2)空襲に備えて
(3)上田飛行場の状況
(4)八月十三日の空襲
(5)八月十五日の空襲
七 敗戦
(1)戦争が終わる
(2)疎開児童が帰る
第三章 平和と民主主義
第一節 戦後の混乱の中で
一 進駐軍と市民
(1)終戦と上田
(2)上田への進駐軍
(3)占領下の町や村
(4)進駐軍ヘの対応
二 苦しい生活
(1)食糧確保をめざして
(2)食糧危機
(3)工場の動き
(4)電力危機と燃料
(5)交通事情
三 満州で抑留された人々
第二節 戦後復興と市民生活
一 諸改革と市民生活
(1)新しい国づくり
(2)諸改革と労働運動
(3)労働争議
(4)新聞・ラジオ・テレビ
(5)庶民の娯楽
二 朝鮮戦争から講話条約まで
(1)朝鮮戦争
(2)講和会議
三 生活の安定へ
(1)衣食住
(2)ごみ問題と焼却炉の設置
(3)年々増加する汚物処理
(4)上水道と伝染病
(5)医療
第三節 経済の高度成長と市民生活
一 冷戦の中での平和
(1)安保反対闘争と平和運動
(2)ベトナム戦争のもたらしたもの
二 変わる市民生活
(1)経済の高度成長
(2)生活革命
(3)上田の市街の繁栄
(4)変わる衣食住
(5)交通・通信事情
三 大量消費の時代へ
(1)すすむ工業化
(2)大量消費時代の幕開け
(3)社会変動の波
(4)急変する交通・通信事情
(5)公害と環境問題
(6)すすむ医療制度
(7)社会福祉の広がり
(8)障害者の福祉
(9)老人福祉
終章 何か足りない思いがある
執筆分担
参考文献
あとがき
上田市誌の編さん組織