永遠の平和を祈って

はじめに（牧師　高倉謙次）

平和寮の旗（河島正雄）
空襲で、我が家も灰に（市川てる）
十年の召集の中で、戦闘を知らなかった私（三井栄）
戦時中の思い出（関口高子）
老杖の道（長嶋長平）
「戦争終結せり」に「ありがとう」という思いを強くして（富山ふく）
この記録をいつまでも残したい（赤坂たか）
戦中での乳児（三品愛枝）
七月七日のこと、母のこと（川口順子）
広島に於ける戦争体験（長嶋隆子）
ひとふさの葡萄（河辺治）
東京都江東地区の大空襲の惨状（目羅連）
戦争を経て千葉へ（川口繁）
四回の応召を経て（柏戸恭子）
鞍山製鉄所空襲（松田孝一）
私の終戦記念の頃の記憶（竹内政雄）
戦争中の体験（田永田鶴子）
地に平和があるように（河辺田鶴子）
引揚者のおもいで（高島常子）
屍をのりこえて（岸部文子）
八月十五日（竹内沢子）
悲しくも哀れな思い出（織田よね）
万年海軍少尉の記（篠崎福二）
戦時下のシンガポールでのこと（曹瑞嬌）
無になって知った自然の惠み（山田はる越）
アジアの人々と苦難をともにして（久留三重子）
敗戦当時を省りみて（眞嶋富美子）
慰問袋（平木市五郎）
青いトマト（平野秀子）
軍国の乙女という美名のもとで（杉谷和子）
青春を戦中戦後に生きて（高倉田鶴子）
新しい出発（中順子）
ある思い出（須藤保）
皇民教育（糸永光子）
若き日の転機（石川鉄男）
東京大空襲のもたらしたもの（園部嵩）
戦争と平和の思い出（高倉謙次）
母の遺言書（市來幸子）
得たもの失ったもの（西川喜代子）
戦時中の学童（岩津美子）
真夜秘かに出征する隊を見送りし彼の日（俳句七題）（今留治子）
バケツに満たぬ姉妹の肉片（石川公子）
鹿島から見た東京の空（福田節子）