二つの昭和
- サブタイトル
- いま語りつぐ戦争と教育 きみたちに語ろう 第2集
- 編著者名
- 戦争体験を記録する会 編
- 出版者
- あさを社
- 出版年月
- 1989年(平成1年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 304p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Se73
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第一章 昭和と私 天皇、国家そして青春
昭和と私(榎本道喜)
「学徒出陣」の朝(冨木茂)
皇民教育を受けて(高桑春季)
「あゝ神風特別攻撃隊」について(萩原慧)
強いられた礼拝(清水通史)
キリスト追放(森川淳)
新教育の出発(林金衛)
変わった学校変えてはならない(高橋信男)
さまよい続けた十八歳(伊藤仁也)
朝鮮人として体験した戦中と戦後(林仁聖)
第二章 戦火の中の教育
(1)「少国民」の日々 子供たちの戦争
進路を決めた日 古い日記から(中沢祐治)
忌むべき玩具(岡田信次)
一つの光景(小川八千代)
教室もまた戦場(新井隆男)
『わが児のおいたち』から(堀泰雄)
失われた米(日向野克己)
空襲下の入学試験(宮田史郎)
学校に戦車が来た(西島満)
小学生にも軍事訓練(佐藤正孝)
(2)死に至る教育 戦時下の青少年群像
戦争下のある中学生(松本悦治)
坐禅教育(小野富司)
空腹の日々(高木峰三)
商業学校が消えた(鳩哲之介)
厳しい規律の日々(塚越淳弘)
空虚な英雄主義(飯塚克己)
少年たちの軍隊(山田和夫)
忘れ得ぬこと(関好正)
(3)奪われた青春 勤労動員の記録
戦時下の女学生生活・初恋編(都筑きみ)
一粒の豆(長澤一雄)
まだ、カボチャが食えない!(高橋清一)
「お家がだんだん遠くなる……」(金森長雄)
カーキ色の青春(若江一二)
労働の中の自己形成(築比地寛)
奪われた学友(三宅志呂)
そのとき私は(佐藤きくゑ)
(4)何のために教えるのか 教師たちの姿
「死んで国へ帰るのです」(坂庭久子)
教え子を戦場に送らなかった先生(飯島湊)
戦争を超えた世界(小柳博彦)
二つの目(池田孝)
教案ノートが語る戦時教育(唐沢冨雄)
師範学校から教師へ(星野ひさ)
わたしも戦犯(田中みち子)
盲聾学校の寄宿舎で(田中始)
明治生まれの女教師の歩み(相川喜子)
(5)国破れて…… 敗戦前後の体験
敗戦前夜の玉村空襲(山田秀一)
前橋大空襲と私(畑利)
敗戦のあとさき(ひらのしゅうや)
東京大空襲を逃れて(茂木英一)
母校炎上(新井教允)
原爆記(須藤叔彦)
第三章 学校が変わった、そして…… 戦後教育の生成と変質
(1)民主教育の出発
戦後教育の出発(高山三郎)
夜間部の生徒たち(梁瀬和男)
ピンタ余話(福田薫)
今も忘れない「民主化」の夜明け(塚越妙子)
男女共学・社会科事始め(酒井習二)
校長先生の涙(八木清江)
わたしの受けた教育(小倉俊子)
墨塗り教科書(池田芳郎)
(2)生徒の自治、教師の自由
青春の思索と行動(星野武)
生徒とつくりあげた「戦後」(飯島正勝)
「妙義基地反対!」立ち上がった高校生たち(吉幸かおる)
だれのための警鐘? 勤評闘争の一断面(根岸勝美)
私の勤評闘争(久保田禮子)
解説・資料
解説 「昭和」という時代(内藤真治)
資料
教育基本法
教育勅語
軍人勅諭
戦前の学校制度
軍学校制度
戦争の放棄
高校生の平和アピール
注
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