図書グンカンジマ000059619

軍艦島

サブタイトル1~10
奇跡の産業遺産 じっぴコンパクト新書;257
編著者名
黒沢 永紀 著
出版者
実業之日本社
出版年月
2015年(平成27年)6月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
241p
ISBN
9784408111469
NDC(分類)
219.3
請求記号
219.3/Ku76
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり
和書
目次

はじめに
第1章 軍艦島の近況―まさかの世界遺産目前!
1分でわかる軍艦島
世界遺産としての軍艦島
世界遺産の問題点
明治日本の産業革命遺産
産業遺産としての軍艦島
観光地としての軍艦島
廃墟としての軍艦島
わたしと軍艦島
高い文化的な価値を、国に認めさせるということ(参議院議員・秋野公造)
風音と潮騒が聞こえてくるだけ(俳優・気象予報士・石原良純)
子供の頃に聞いていた「軍艦島」エピソード(漫画家・蛭子能収)
自ら撮った軍艦島をCDジャケットやPVに(DJ/PRODUCER・DAISHI DANCE)
価値観さえも変わるような島(タレント・デザイナー・千秋)
 
第2章 軍艦島の略史―数奇な運命の島
石炭史以前
黎明期(江戸時代~明治前半)
発展期(明治23年~大正時代)
黄金期(大正時代~戦中)
人口増加期(戦後~昭和39年)
終焉期(昭和40年~閉山)
 
第3章 軍艦島の特色―これぞ奇跡の産業遺産
世界最大の人口密度!
絶海の要塞
島を飲み込む台風
国内初のドルフィン桟橋
国内初の海底水道
岩礁のラビリンス
緑なき島
まさか!? 屋上に畑と水田
三種の神器 国内最速
集合住宅の博物館
 
第4章 軍艦島の生活―唯一無二の特殊な暮らし
家賃はただで光熱費もほぼ無料―住居
裸の付き合い―風呂
悩みの種―トイレとゴミ
行き着く形はコンビニ?―飲食や買物
連日、年末のデパ地下!?―市場
島民の命を救い、そして育んだ―医療
心のよりどころ―神社仏閣
なぜあった?―公共施設
国内最高層の学校と天空の幼稚園―教育施設
島全体が秘密基地―遊び
祭りや行事
それぞれに歴史あり―娯楽
海の道―交通
強い絆―一島一家族
 
第5章 軍艦島の建築―全てが挑戦
なぜ建物が密集したのか
なぜ軍艦島は魅力的なのか
軍艦島の建物は社会の縮図?
国内初の鉄筋集合住宅 30号棟
国内最高層の鉄筋住宅 日給社宅
初期の奇妙な建築
戦中の大建築 65号棟
 
第6章 軍艦島の秘話―島に残された謎から迫る
明治時代の炭鉱施設
戦争の記憶
岩礁のダンジョン
キリスト教徒専用の霊安所?
遊廓
 
第7章 軍艦島の炭鉱―国内最高品質の石炭産出
石炭
炭鉱
坑道
竪坑
捲座
選炭施設
換気施設
動力施設
消音施設
 
第8章 周辺炭鉱施設と長崎の産業遺産
近代炭鉱の発祥―高島
軍艦島の遺伝子―中ノ島炭鉱
炭鉱技術の終着点―池島炭鉱
旧グラバー住宅
小菅修船場跡(ソロバンドック)
三菱長崎造船所関連施設
おわりに
写真協力・参考一覧・謝辞