図書ゲキドウ ノ ショウワ オ ツッパシッタ ショウボウ コウホウ ノ オニ000059603

激動の昭和を突っ走った消防広報の鬼

サブタイトル1~10
おふくろさんから学んだ広報の心
編著者名
中澤 昭 著
出版者
近代消防社
出版年月
2015年(平成27年)5月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
281p
ISBN
9784421008630
NDC(分類)
317
請求記号
317/N46
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

プロローグ
第一章 故郷はどこへ行った
「俺は、何をすべきか」
母なる大地
懐かしき故郷は今
故郷の四季は先生、おふくろは広報課長だった
 
第二章 幼き心に沁みこむ言葉
生まれ育った激動の時代
日本のおふくろ
ふるさとの四季が教えてくれた
迫りくる軍靴の足音
一家を襲った危機
人生の進路
 
第三章 消防へのいばら道
憧れの消防訓練所は遠かった
東京は遠かった
情報は疑ってかかれ
敵機がやってきた
知らされぬ終戦
消防へのいばら道
ゼロからのスタート
広報の鬼が目を覚ます時
消防のセールスマン
広報の恩師との出会い
 
第四章 マスコミへ体当たり
独立はしたけれど
甘い新婚生活と渋い東京都庁生活
明から暗へ
待っていた難敵
質屋を初めて知る
忘れられた救急広報
消防地蔵と鎌田
 
第五章 行政広報への道
宣伝の時代は終わった
行政広報を実感した日
悲劇の勝島倉庫爆発火災
怒号の記者会見
初告発と特ダネ
目指す現場広報の道が見えてきた
オリンピックが消防を変える
おもてなし
 
第六章 学び多し消防署長一年生
消防署長は大学生
「都民防火の日」の誕生
えびす顔が鬼になった
鎌田家のピンチ
都市災害への挑戦を誓う
 
第七章 勝島倉庫火災の教訓―失敗を失敗で終わらすな
終わりのない、広報談義
現場広報へのステップ
大川総監は約束を果たしていた
新しい風が吹いてきた
救急広報へギアチェンジ
救急隊員のある人生
 
第八章 突っ走った広報
時代が動き出した
火をつける消防
光化学スモッグ第一号
初の欠陥製品公表
広報部への試金石
最高裁判所に新公害が襲う
女性消防官の誕生
女性消防官PR作戦
沖縄返還か署長会議か
消防が火をつけた地震対策
全国初の防災教育読本
全国消防の広報レベルアップ
 
第九章 二人の悲願
火事は口でも消せる
「消防には、盆も正月もない」
「煙は、あなたより速い」
鬼の目に涙
夢かなった、広報室の誕生
「前例がない、だからやるのだ」
動き出した防災福祉
遅れていた風害対策
ガス事故を無くせ
なぜ防げぬ、欠陥品事故
生活安全課に夏休みはなかった
ローソク立てが燃える
社長を辞任に追いやった欠陥製品
その名は消えた
 
第一〇章 痛恨のホテル・ニュージャパン火災
最後の広報談義
「はこび屋」の汚名を消せ
東京のホテルは安全か
ニュージャパン延焼中
荒れた記者会見
抜いた伝家の宝刀
消防の生き字引の勇退
終わりに
【経歴書】