図書ジョガッコウ ト ジョガクセイ000059567
女学校と女学生
サブタイトル1~10
教養・たしなみ・モダン文化 中公新書;1884
編著者名
稲垣 恭子 著
出版者
中央公論新社
出版年月
2007年(平成19年)2月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
246p
ISBN
9784121018847
NDC(分類)
376.4
請求記号
376.4/I52
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり
和書
目次
序章 女学生とは
「女学校」と「女学生」
女学生の日記
国語好き裁縫嫌い
読書・手紙・日記
ピアノ・琴・茶道
女学生文化の形成
女学生文化の広がりとサブカルチャー化
幅広い教養と軽薄な教養
第一章 文学少女
文学少女の時代
明治の文学少女
小説の禁止
不正の読物
『不如帰』『思出の記』『寄生木』
漱石から少女小説まで
文学熱の広がり
国語好きと裁縫嫌い
少女雑誌と少女小説
『花物語』の世界
エモーショナルな読書
第二章 女学生の手紙の世界
思い出共同体
手紙のやりとりと親密な関係
エス ロマンティックな姉妹関係
エスの手紙
不良学生へのラブレター
「おめ」からエスへ
エスをめぐる言説空間
受容と軽侮のまなざしの中で
憧れといたわり 女学生ことばの世界
第三章 堕落女学生・不良少女・モダンガール
堕落する女学生
都会の誘惑
「海老茶式部」と堕落女学生
下宿と私立女学校への批判
堕落女学生という表象
生意気女学生から溌剌女学生へ
女学生の軽薄化
モダンな誘惑
モガ女学生
流行のスタイルとサブカルチャー
努力より才能
不良・軽薄・女学生文化
第四章 ミッション女学生
モダンなミッション女学生
明治のミッション女学生
西洋かぶれの女学生
「他者としての西洋」の表象
明治女学校という時代
ノスタルジアのかなた 小説『森』の世界
ミッション女学校の変容
校風としてのミッション
ミッション・ブランド
西洋文化受容の鏡
終章 「軽薄な知」の系譜
女学生亡国論
教養・たしなみ・モダン文化
女学生批判の系譜
戦後の「女子学生」
あとがき
参考文献