図書目録チラン ノ タンジョウ資料番号:000059534

「知覧」の誕生

サブタイトル
特攻の記憶はいかに創られてきたのか
編著者名
福間 良明 編/山口 誠 編
出版者
柏書房
出版年月
2015年(平成27年)6月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
425p
ISBN
9784760146109
NDC(分類)
219.7
請求記号
219.7/F77
保管場所
開架一般
内容注記
索引あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

プロローグ 戦跡の編成とメディアの力学

第一部 「戦跡としての知覧」の成立
第一章 特攻戦跡の発明 知覧航空基地跡と護国神社の相剋(福間良明)
第二章 〈平和の象徴〉になった特攻 一九八〇年代の知覧町における観光と平和(山本昭宏)
第三章 「特攻の母」の発見 島濱トメをめぐる「真正性」の構築(高井昌吏)
第四章 「知覧」の真正性 「ホタル」化する特攻と「わかりやすい戦跡」(山口誠)

第二部 複数の「知覧」
第五章 万世特攻基地の戦後 観光化の峻拒と慰霊への固執(白戸健一郎)
第六章 海軍鹿屋航空基地の遺産 特攻をめぐる寡黙さの所以(松永智子)
第七章 朝鮮人特攻隊員のイメージの変容 韓国における「特攻」の受け入れがたさ(権学俊)

第三部 「知覧」イメージのメディア文化史
第八章 「戦闘機」への執着 ミリタリー・ファンの成立と戦記雑誌の変容(佐藤彰宣)
第九章 コンビニエンスなマンガ体験としての「知覧」 『実録神風』のメディア力学(吉村和真)
第一〇章 記憶の継承から遺志の継承へ 知覧巡礼の活入れ効果に着目して(井上義和)

エピローグ 戦跡が「ある」ということ

事項索引
人名索引

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