図書クウシュウ ゼンゴ000059447

空襲前後

サブタイトル1~10
叢書・しらぬか;第一巻
編著者名
白糠町史編集委員会 編集
出版者
白糠町(釧路)
出版年月
1982年(昭和57年)2月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
265p
ISBN
NDC(分類)
211.2
請求記号
211.2/Sh84
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

序 “叢書・しらぬか”発刊にあたり(白糠町長 千葉清)
序 本書発刊に寄せて(白糠町史編集委員会委員長 谷本定穂)

しのびよる終戦への影 戦局と国の動き
まえがき
1 「機密戦争日誌」から
20年6月20日・金曜日
19年6月24日・金曜日
2 一億玉砕への道
“あ”号作戦の失敗
サイパン島の失陥
「乱世(みだりゆ)だ」
3 綱渡り外交
手さぐり外交
繆斌(みょうひん)工作
「ソ連仲介の和平」成らず
訓電、遂に無に帰す
4 地獄からの使者
B29の登場
「茶の間」が戦場に
ある日の伝単

もはや非戦闘員はいない 軍・民一体の臨戦体制
まえがき
1 その時、軍の配備は
「警備隊」の配置と陣地構築
いわゆる「熊部隊」の展開
一部白糠方面へも
「御真影」奉還
2 その時、村の臨戦体制は
地区特設警備隊
地区特警「数奇隊」
沿岸警備隊
国民義勇隊
防空監視隊
警防団
3 一億国民「総武装」へ
翼賛壮年団
食糧増産防空体制
優良馬の疎開計画
軍馬なき軍馬補充部
臨戦役場体制

無に帰した竹槍訓練 初の体験・空襲
まえがき
1 米第三八機動部隊
広田が見たB29
本道上空を侵すB29
7月13日・夜
2 7月14日・土曜日・晴
朝靄を突いて
それより早く音別で
3 「友軍機」と見た米攻撃機 第一次白糠空襲・庶路市街の場合
ゆきがけの「血祭り」
新保番屋衆の活躍
4 「ゴメの群れ」に似た敵機 第二次白糠空襲・白糠市街の場合
万全の体勢
空のショウを見る
「しっかり頼む」と
恐怖のるつぼの中で
警防団員の活動
5 防空法、アダとなる

いまさらに悲しみを咬みしめて 「終戦」という「敗戦」の日々
まえがき
1 「敗戦」を告げる「玉音」
「一死以て大罪を謝す」
正午のニュース
村長告諭
2 連合軍、本通へ進駐
北海道占領
占領軍、道東へも
米軍将校、白糠村役場へ現れる
3 国破れて山河あり
軍旗奉焼とともに
外地に未練を残し
本道定着と白糠村の場合
軍馬補充部の解体と復員
4 屈辱の日々のなかで
占領政策と日本政府
食卓から消える米の飯
動き出す青年たち
起ち上がる大人たち

よみがえる村と人 「人間天皇」とともに戦後へ
まえがき
1 動き出す戦後
解放への動きしきり
背に腹は代えられぬ闇買い
耳馴れない「労働組合」
西茶路部落に、電灯が
2 諸事、驚くことばかり
村から初の代議士
公選・選挙管理委員会
公職追放令と藤田村長
動き出す農地改革
自給自足の中の経済活動
3 世相、あれこれ
「新生」前後
初の「宝くじ」
「新円」切替のこと
食糧メーデー
ストライキ、暴動
「当用漢字」「現代かなづかい」

あとがき