図書センダイ ワ フェニックス000059438

仙台はフェニックス

サブタイトル1~10
戦中戦後の証言と聞書集
編著者名
仙台「市民の手でつくる戦災の記録」の会 編
出版者
宝文堂
出版年月
1995年(平成7年)10月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
424p
ISBN
4832300768
NDC(分類)
916
請求記号
916/Se59
保管場所
閉架一般
内容注記
年表あり
和書
目次

発刊に寄せて(仙台市長 藤井黎)

一、空襲、あの日、あの時
私の昭和、あの目、あの時(袴田信子)
悪夢(石川順一)
変色した天目茶碗(梅津加知子)
恐怖の一夜(石橋きみ子)
空襲・その後(高橋あい子)
遺体の収容作業(千葉光男)
防空壕の思い出(花坂幸)
消えない打ち上げ花火(澁谷隆朗)
おうちへ帰ろうよ(福田隆子)
火の粉とび散る中を(高泉武悦)
仙台駅での空襲体験(津志田ゆき子)
私が体験した空襲(高橋千代子)
一升瓶は飴のよう(加藤壽)
中学二年生の夏(星博見)
焼夷弾脱出記(安倍一生)
B29に追いかけられて(小畑クマノ)
防空壕からの脱出(菅野宏司)
感謝の念(安積惇)
残酷な時代の思い出(宍戸七郎)
粉ミルクも、もらい水で(大泉とき)
ハレルヤコーラス(加藤とき)
同心町通りの想い出の朝(三浦英子)
生地を追われて(森憲一)
弟よ安らかに(木村美子)
私の空襲体験(鈴木房雄)
思い出す空襲の日(佐藤明子)
国民学校生徒の仙台空襲(小山喜三郎)
焼け跡のベン立て、今も(平野喜代志)
空襲と寮友の死(栗林敏子)
火炎の金剛院丁(野崎秀子)
「愛染かつら」の土地(佐藤啓子)
火の玉が八幡様に(宍戸紀美代)
十六歳の記憶(阿部みえ子)
仙台商業校炎上(寒河江昭)
あっ校舎が燃えてる!!(山岸二郎)
苦竹から見た大空襲(三田池磐夫)
一枚の通信票(柴田トシ)
海軍工廠での思い出(村上力夫)
こわかった夜の街・戦災直後の仙台(出雲幸五郎)
地獄の夜は明けた(湯田貞二)
焼け落ちた兵営(木下幸夫)
一兵士の見た仙台大空襲(佐藤公夫)
仙台陸軍幼年学校時代(杉崎強)
仙台空襲の日、高館村は(阿部市郎)
戦時中の仙台での私(伊藤茂)
戦争の想い出(勝又三千子)
軍隊の末期に勤務して(秩元しげ)

二、空襲体験を語る
空襲から夜明けまで(上村甚之丞)
仙台空襲の翌日(伊藤和子)
空襲の真っ只中で(林智徳)
東京から中新田へ(坂本哲郎)
疎開児童とともに(正田あや)
仙台空襲から戦後にかけて(高橋都)
恐ろしい空襲(野上弥生)
七月十日のトンツートンツー(田村昭)
右手に焼夷弾の直撃を(高橋實)
仙台体験とその後(西田耕三)
小学生の戦災記(田島稜威雄)
私の戦災体験(横尾梅子)
十四の夏、 教室が消えた(太田京子)
空襲の思い出(大滝良)
赤井横丁の戦災(鈴木禮子)
短歌五首(岩崎栄子)

三、おじいちゃん・おばあちゃんから聞いた話
〈根白石小学校〉
高橋李佳
〈宮城教育大学附属小学校〉
佐々木健人
〈燕沢小学校〉
京百合子/伊藤将紀/嶺岸美希/竹林香織/佐藤清崇
〈福室小学校〉
岡本紘明/高橋晶子/村山孝太/根本武/三浦真貴/山田綾香/佐藤哲也/庄司絵梨子/浅野幸一/今井碧/高橋美紗/柴田勝也/戸沢祐也/佐々木陵/石塚友香里/森輝明/大友雄樹/金沢ゆかり/高橋孝哉/結城孝史/伊深優子/小沢翔/渡辺かなえ/鈴木裕子/三浦篤/渡辺光一/飯塚由紀/佐藤瞬/佐々木恵理/細川学/千葉千明/茂永渓/佐藤恵美
〈東仙台小学校〉
竹田さや香/佐伯麻実/高橋由佳莉/浜崎恵子/柏谷朋実/三浦聡子/佐藤由香
〈東宮城野小学校〉
佐藤愛衣
〈南中山中学校〉
和野裕子/池松直美/小林玲香/作間唯
〈宮城学院中学校〉
山田祥子/山田清香/佐々木仁美/伊藤千恵/佐藤明子/海野真紗子/安部里美/及川絵美子/鈴木公美子/佐藤真由美

四、戦中・戦後のこと
忘れられない、カタクリの花(秋山あきよ)
戦争は悲惨(吉野静恵)
東京そして仙台空襲(引地千代子)
国民学校生徒の記憶(阿部格彦)
新聞配達の思い出(東海林恒英)
母のお宝(西沢正視)
苦しい思いをした亡母(荒井てる子)
不幸の段許されたし(伊東すみ子)
主婦として生きる(根本うめよ)
むかしは海軍少年飛行兵(大友三郎)
父の戦死(高橋美代子)
私の戦中戦後(藤島勇雄)
ペロンコたちの見た動物園(渡邊慎也)
松根油(高橋直英)
母が父に書き送った手紙(林茂幸)
女学生の戦中戦後(佐藤明子)
造兵廠郵便局の思い出(星虎之助)
造兵廠松風寮との別れ(山田みさを)
朝鮮人労務者と人間爆弾(遠藤徹夫)
女学生の頃(金子礼子)
もう二度と行かない(鈴木広)
空襲後わたしたちは(江田宮子)
国立仙台病院の誕生(高橋えい)
うんざりの汽車通学(佐藤達夫)
水戸まで芋の買出しに(三田池磐夫)
私のタケノコ生活(泉湊)
配電会社に勤務して(菊池正嘉)
私の引揚げ体験記(新山敏代)
復員の頃(相原勝美)
戦後仙台事始め(伊勢民夫)
終戦前後のこと(相沢亀吉)
戦後の駅東界隈(小林榮)
平和観音像除幕式に臨みて(鈴木信子)
五十年経ってもまだ痛い(菅原敏子)
友をしのんで(白石慧子)
米軍と県の狭間に立つ(矢野栄作)
米軍仙台地図(山形敞一)
軍用犬始末記(佐々木徳夫)
進駐軍労務者のこと(氏家一郎)
泣いた少女(遠藤隆志)
戦後の犠牲者(瀬野尾ヨシコ)
あまずっぱい匂いに包まれて(阿部笙子)
創立期のラジオ仙台(神永久雄)
東北大イールズ事件(柏朔司)
十五年の歩みの中で(松岡岩雄)
苦竹キャンプの接収解除(田中徳郎)
昭和三十七年頃の仙台駅(高橋洋平)
私の学生時代(一力一夫)
貧しくとも心は美しかった(藤井黎)
雀踊りの復興(真山泰)

五、戦災復興記念館を見学して
〈小・中学生〉
鈴木利恵/小笠原実咲/根本信仁/根本信太郎/末谷忽一/吉田香織/三上ゆい/盛田理恵/伊藤純一/佐藤万里子/香森憲太/高橋香織/尾田可奈子/岩崎由佳/横田友香里/間山高行/山田桂子/内田有紀/由利早紀子/渡辺悠字男/羽竜清也/佐々木紗綾香/久保怜/鈴木良美/森山順子
〈高校生以上〉
伊藤明史/関東正春/かんとうやすひこ/長島良俊/水越健二/小林あかね/植野浩/佐藤謙光/菊地かね子

六、仙台空襲の犠牲者名簿

七、資料編
仙台の生活関連時事年表
昭和二十年七月十日戦災関係綴(部分)
仙台「市民の手でつくる戦災の記録」の会の歩み
内外資料館の紹介
戦災復興記念館について

八、あとがき