宇部大空襲
まえがき(会長 浜田義治)
発刊に寄せて(宇部市長 藤田忠夫)
発刊に寄せて(宇部市議会議長 山下勝由)
発刊に寄せて(宇部市教育長 西村太一)
第一部 米軍資料の中の宇部空襲(工藤洋三)
一 宇部空襲の背景
二 七月二日の焼夷弾空襲
三 原爆投下訓練
四 石油作戦
五 宇部空襲の全容解明に向けて
第二部 わたしの空襲体験
一 最初の宇部空襲 四月二六日
宇部市が被った最初の空襲について(井上実智夫)
昭和二〇年を振り返って(坂本忠之)
宇部で最初の爆弾投下の追憶(深野幸子)
戦後五〇年を思う(藤本求馬)
二 焼夷弾による宇部空襲 七月二日未明
焼夷弾攻撃による宇部空襲
宇部空襲体験記(叶田雄一)
忘れられないことなど(崔発姙)
悪夢の夜「宇部大空襲」(新造英次郎)
敵機襲来(杉山ユキコ)
焼夷弾攻撃の夜、救護班当直として(福井義正)
戦火を浴びて(福嶋スミコ)
宇部大空襲回顧録(正木研一郎)
空まで燃えた焼夷弾攻撃(山根一夫)
三 模擬原爆(パンプキン)投下 七月二九日
模擬原爆(パンプキン)投下による被災について
父を奪った大型爆弾(工藤繁)
父の死(長岡孝一)
一家六人を失って(孫田瑞英)
体の中を走った恐怖(大久保清)
もし原爆だったら(河上しのぶ)
生きた心地はしなかった(橘稔)
父、姉、祖母を瞬時に亡くす(梶山和作)
模擬原爆と焼夷弾攻撃(野村英雄)
大型爆弾とは(藤田房代)
四 学徒動員の記録
戦時下の学校は
厚東の山奥での思い出(射場浩)
学徒動員体験(佐野日出子)
私の中の戦争(辻畑澄子)
でっかい弁当箱とサボと機銃掃射(花田克己)
学徒動員(木村淑子)
ひもじさの中で見送った特攻機(山根正子)
乙女椿(山本シズエ)
平和のなかに戦災を思う(横沼町子)
戦時学徒動員(松本繁)
五 戦争とわたし
米軍機グラマンの攻撃を受けて(梁根妙子)
宇部の空襲のころ(嶋田加代子)
天孫降臨(長谷川キミ子)
おじいちゃんの戦争体験(浜田義治)
第三部 アメリカ合衆国戦略爆撃調査団報告
日本の目標に対する一万ポンド爆弾の効果Ⅱ
宇部市・宇部曹達会社に関する報告
あとがき(事務局長 朝川智好)