図書カタリツグ センソウ タイケン000059420

語りつぐ戦争体験

サブタイトル1~10
教え子を再び戦場に送らないために
編著者名
北海道教職員組合 編
出版者
楡書房
出版年月
1981年(昭和56年)11月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
318p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/H82
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

はじめに(委員長 菅野久光)
プロローグ・十五年戦争(副委員長 町田治雄)

第一章 戦中・戦後のくらし
生活統制下の下部機関「町内会」(中村義美)
単冠湾に機動部隊集合(松本尚志)
母の嗚咽(詩)(湯田克衛)
雲(詩)(竹中征樹)
兄をうばった戦争(橋本厚子)
モンペ姿の花嫁さん(加藤美穂子)
私の中の戦争(宮下克子)
戦時中の社会とくらし(佐藤久)
私の実感した平和(三塚隆)
戦争で失ったものは私にも(成田恵美子)
腹いっぱい食べさせたい(柳田佳子)
恐怖と混乱の満州生活(三浦孝子)
昭和二十年八月十五日(吉本亨)
戦争は終わっていない

第二章 戦時下の教育・学校
ボクの通知箋から(小林正)
私の小学校時代(増田正一)
盗まれたビートあん入りのだんご(橘米子)
作業あって教育なし(長崎郁子)
戦時の教育と学校(中村義美)
少年時代(仲財修二)
「非常時」に小学生生活を送って(石村輝男)
侵略戦争十五年の歴史の中に生きて(佐藤健)

第三章 無差別殺戮の空襲
その時、虻田は(土生忠義)
私の原爆体験(佐藤茂)
東京大空襲(佐藤匡弘)
樺太の空襲(黒越武志)
室蘭の空襲・艦砲射撃(上野志郎)
「根室空襲」紙芝居つくり(鈴木芳雪)

第四章 人間性を奪われた軍隊生活
陸軍衛生兵 その初年兵教育(石川博)
私の軍隊生活(増田正一)
いのち(日向野次衛)
航空部隊の日々(逸見敏夫)
軍属の生活(佐々木太良)
灰色の時・その1(山本栄蔵)
戦場で死ねず故郷では生きることのできなかった従兄のこと(松本尚志)

第五章 抑留そして引き揚げ
草に産(む)す(森戸 作)
捕虜収容所から帰国まで(灰色の時・2)(山本栄蔵)
シベリヤの抑留生活(中山信一)
私の戦争は敗戦の日から(木野絹子)
北海道へ渡るまで(嶋崎善雄)
引き揚げ(砂山昌子)

あとがき